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【お米作り】🌾種もみの発芽作業🌾新装置を導入しました

こんにちは。
製品化するまでの作業が多いはずの低脂肪牛乳のほうが安いのは何でだろう、という疑問が解決してスッキリしているげんきマンです。
#取り除いた脂肪分がバターやチーズなどの加工品に再利用されて採算がとれるのが理由


【お米作り】と冠した記事では、普段何気なく食べているお米がどのように作られているのか。といった点について、実家の米作りの様子を例にベテラン農家から教えてもらった話を交えながら、紹介していきたいと思います。


今回は種もみたちを発芽させる作業である育苗について書きたいと思います。

自己紹介

まず私たちがお米作りをしている地域を紹介させてください。
私たちは長野県飯山市上境地区でお米づくりをしています。

長野県飯山市上境地区
引用 (加筆):https://www.city.iiyama.nagano.jp/contents/iiyama/iiyama-about/iiyama-gaiyou.htm

上境地区は例年3m程度の積雪がある雪国です。その自然の恵みのおかげで、日本が誇るお米の名産地である飯山市の中でも、トップクラスに美味しいお米が穫れる地域と言われています。

上境地区の水稲栽培風景

太陽光をたっぷり浴びることのできる東向きの棚田も、美味しいお米が穫れるポイントです。
#美味しいお米が穫れる理由を深堀した記事も今後書いていこうと思います!
#ぜひフォローしてお待ちください

育苗とは

育苗とは読んで字のごとく「苗を育てること」です。
以下の3段階に分けられます。
①出芽期
②緑化期
③硬化期
参照:https://okomemirai.jp/basic/naedukuri/

5月13日時点で、私たちのお米作りでは①出芽期を終えて②緑化期に入りました。今回は①出芽期の作業で使用する育苗器についてまとめます。

②出芽期の作業~育苗器について~

すじまき後に腰をいわせながら運搬したパレットを、育苗器の中に入れていきます。すじまき作業については以下の記事をご覧ください。

そしてこの育苗器は今年新しく買い替えました!
設定した温度で育苗器の中を一定に保つことができるので、変わらぬ品質の苗を今後も育成することができます。
#試行錯誤してうまくいった年のデータを活かす

新調した育苗器

農機具は自然を相手にするものなので、どうしても壊れたり汚れたりしがちですが、新品というのはキラキラと輝いていて気分がいいです。

今年は約30℃の温度設定としました。
この育苗器の中で、水を含んだ覆土を被せられた種もみたちが発芽していきます。種もみにとっては胎児の期間といった感じでしょうか。

そして約3.5日後、無事に種もみたちは芽を出しました。
この後、苗たちはハウスに移され②緑化期を過ごすわけですが、その辺りの作業については次回の記事で書きたいと思います。
#苗たちの外界デビュー

発芽した種もみ

それではまた次回お会いしましょう!

【お知らせ】
BASEショップにて実家でとれたコシヒカリを販売しています。
プレゼントとしても喜ばれる「心に残るコシヒカリ」ぜひご賞味ください。
毎月8日、18日、28日のお米の日にお買い求めいただくのがお得です。


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