第6回 Q&A 違和感ボックスが開き、小説が生まれた
本年も、クリエイティブにまつわる質問にお答えしていきたいと思います。
みなさんの質問に応えることは、僕自身の気づきにもなり、とても良い時間です。
川村元気に質問してみたいという方は、『物語の部屋』メンバーシップに参加してみてください。メンバーの方からの質問には、(今のところ)必ずお答えするようにしています。本年もみなさまからの質問、お待ちしています。
A:GK
東宝でサラリーマンとして映画を作ってきました。
『電車男』から始まり、『告白』『悪人』あたりを作った頃でしょうか。
ある人との出会いがきっかけで、それまで溜めていた「違和感ボックス」が開き、「アイデアスイッチ」が入りました。
その結果「小説」を書くようになり、「絵本」「脚本」「翻訳」「広告」などの仕事も広がっていきました。
もう10年以上前の話で、記憶がおぼろげなのですが、少しずつ思い出しながらその「物語」について書いてみようと思います。