USJへ行く覚悟
彼氏とユニバへ行くことになった。
とてもリアルが充実していそうな、良い響だ。
ユニバに行くのは1年と少しぶりで、きっともうこの先は行く機会も少なくなるだろう。
若い年齢で行くのはおそらくこれが最後になるはずなので、楽しまないといけない。
楽しまないといけないという義務感と、本当に楽しめるのかという不安が、頭の中を駆け巡っている。
もちろん楽しみな気持ちもある。
私にもまだワクワクするという感情が残っていることには安心した。
ユニバも変わってしまったものだ。
かつては皆で楽しむ遊園地のような場所であったはずだが、今や私からしたらガキがはしゃぐインスタ映えスポットだ。
私は特に「インスタ映え」や「インフルエンサー」という言葉が嫌いで、街なんかでキメキメに写真を撮っている女達を見ると苦しくなる。
きっと楽しそうにしてるから苦しくなるのだ。
ただの、時代に乗ることの出来なかった老害の嫉妬であろう。
私は全く若さを楽しめていない。心の中はクソみたいな老害だ。
若さを楽しめなかった人間だからこそ、若さを楽しんでいる人たちを見ると狂いそうになるのだ。
だからそういうのを見ないように、触れないように工夫して生活している。
私はこんなんだから、ユニバやそういう若い人が集まるような場所に行くのを躊躇う。
私は明日をしっかり楽しめるのだろうか。
しっかり心を保つことができるのだろうか。
かなり不安ではあるが、当日は切り替えて、全力で楽しめるように頑張りたいと思う。
私が彼氏の立場だったら、ユニバへ行くのに覚悟を決める彼女、嫌だな(笑)
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