328.上司が言ってはいけないシリーズ「使えへん奴やなあ〜!」

お疲れ様です。
営業トレーナー&セミナー講師、アンガーマネジメントコンサルタントの坂山一哉です。
今日もお越しいただきありがとうございます。

今日の上司が言ってはいけないシリーズは、
「使えへん奴やなあ〜!」です。

あなたのメンバーが、
あまり成果が出ない。
ミスをした。
提出物に間違いが多かったり、期限に遅れる。
遅刻もする。

これだけ色々と物事が重なるメンバーも然程多くはないと思いますが、
でも上司が思っているようにはなかなか進まないことも多い。

そして上記のようなミスが重なると、
内心、なんでやん〜!なんて思ったりして。

そしてついつい言ってしまうことがあるのが
「使えへん奴やなあ〜」です。

この言葉、
言ってる上司からすると、ちょっと冗談っぽく言っている時もあるんですよね〜。

でも言われたメンバーからすると、
あ〜、俺ってあかんのか〜!って本当に思ってしまいます。

ではそもそも上司が何故使えない奴と思ったのか?
それは上司が求めていることができていないからですよね。

遅刻や提出物の期限を守らないっていうのは論外ですが、
上司が求めているレベルをメンバーが理解しているか?が大事です。

もし上司が求めている事と、メンバーが理解している事に、
食い違いがあり、上司が求めているレベルに達していないなら、
何でやねん!出来てないやん!って思いますよね。

でもメンバーは言われた通りにやっていることも多くありませんか?
ということは、上司の求めていることは伝わっていなかったということになるのです。

これを解消するには、上司が思っている、求めていることをきっちりと伝えることが大事なのです。
でも出来ているメンバーもいるやん。
出来ていないメンバーがあかんのでは?と思われるかもしれません。

確かにそうかもしれません。
しかしメンバーは皆能力や技量は同じでしょうか?
また一つのことに対して、同じ理解をしているでしょうか?

ロボットなら一つの指示を出せば、同じ答えや結果になるでしょう。
でも人間ではそうはいかない。

だからこそ、同じ結果にしたいのなら、
上司が何を望んでいるか?何を思っているか?をきっちりと伝えてあげることが大事なのです。

それでも出来ないのなら、その時こそ考えるべきではありませんか?

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