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332.上司の声の掛け方シリーズ「もうちょっとやん、頑張れよ!」

お疲れ様です。
営業トレーナー&セミナー講師、アンガーマネジメントコンサルタントの坂山一哉です。
今日もお越しいただきありがとうございます。

上司が言ってはいけないシリーズは前回で終わり。
今日から、上司の声の掛け方シリーズです。

今回は、
「もうちょっとやん、頑張れよ!」です。


どんな仕事でも、目標はつきまといます。

メンバーは一生懸命、目標達成に日々奮闘します。
しかし中には、すぐに目標を達成するメンバーもいたら、
なかなか達成しないメンバーもいます。

特になかなか達成しないメンバーに対しては、
やきもきさせられることもありませんか?

そしてついつい言ってしまいます。
「○○君、頑張っているんか?君だけやぞ達成していないの。もう少し頑張れよ!」って。

上司からすると、叱咤激励も込めて伝えているのでしょう。
でも言われた本人は・・・

「俺も頑張ってるよ。確かに周りと比べるとまだ達成はしていないかもしれない。
でももう少しで達成やん。頑張ってると思うけど。それなのに・・・・」って、
かなりマイナス感情となってしまうことあるのです。

これ完全に意思疎通が出来ていなくて、雰囲気も悪くなるパターン。
今後にも影響が出てくる可能性もあります。

でもこれ言い方、伝え方、声の掛け方だけだと思いませんか?
「○○君、本当に頑張っているな!あともうちょっとやん。頑張れよ!」

「そうです、そうです、あと少しです。だから頑張ろうっと!」ってプラスに働きます。

如何でしょうか?
同じ内容でも、受け取り方、感じ方が変わりませんか?

最初の「○○君、頑張っているんか?君だけやぞ達成していないの。もう少し頑張れよ!」は、
頑張っているんか?と疑問や否定から入っています。

一方、
「○○君、本当に頑張っているな!あともうちょっとやん。頑張れよ!」は、
頑張っているな!と肯定から入っています。

メンバーの行動を認め肯定から伝えると、その後に続く言葉が変わってくるのです。

如何でしょうか?
メンバーのやる気を出すのも、無くすのもリーダー次第ですよね。

活気のあふれる組織を作ってください。

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