ニートの金銭事情② 傷病手当金

前回、住民税非課税について書きました。
しかし非課税=(マイナス分の緩和)に過ぎないので、当然生活費という支出はなくならず、入ってくるお金がないと生きていけません。
そこで大助かりなのが傷病手当金です。

これは全ての労働者が加入している健康保険の組合から支給される"保険金"です。
個人差はあると思いますが、休職前の給料の大半とも言える額が毎月支払われます。
これは本当にありがたいです。

これは、生活費のことをある程度気にせずに療養に専念してもらうための制度です。
メンタル休職に限らず、病気やケガでの入院・休職も支給の対象になっているはずです。

健康保険に加入することは全労働者の義務(企業の義務とも言える)ですから、基本的に誰でもこの傷病手当金をもらうことが出来ます。
詳しくは、ご自分の加入している健康保険組合の規定をよく読んで下さい。

ここまで書いて気付いたのが、初めからずーっとニートの人はどうなるのか分かってないってこと。
親の扶養に入ってても健康保険には必ず入ってるはずですが、その場合は扶養されてるんだから手当金なんか貰わなくてもお金にゃ困ってないですよね? って判断になるのかな。

僕の場合は元々働いてて休職ニートやってるので、そのケースでの話を、あと連載2,3回で書いていきます。

頂いたサポートは、僕のプロテイン代となり、文字通り血となり肉となります。 そうやってエネルギーを充足させられれば、きっとよりよい連載が続けられる気がします。