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出産手当金が増額なったけれど 喜んでばかりではいられない事実
出産手当金は 数年前までは35万円でした。年々上昇の頻度が高まり、とうとう50万円。そもそも出産手当金は 出産費用とほぼ同額になるように計算された支給額です。出産するときの病院代は 丸々右から左に手当が流れる仕組みで 出産者の費用負担はほぼゼロですよ、というものです。
だから、50万円になった出産手当金は 出産費用が高騰したから、ということになるのです。
何故、こんな数年で出産手当金=出産費用が高くなったのか。
ChatGPTで調べてみた。
とても正しい回答がスムーズな日本語で届きました。
出産費用が高くなった理由は、出生数の減少による病院経営上の理由などで、1人当たりの出産費用が上昇しているようです1。また、医師不足からくる人件費の高騰、土地代の高さも理由として挙げられています2。ただし、出産費用が高額になる背景には、エステやお祝い膳などの「過剰なサービス」で付加価値をつけて高い請求をしている実態もあるようです3。このような背景から、政府は出産一時金50万円への増額を検討しているそうです1。
結局のところ、出産手当金は 出産したお母さんの保護という名目を通して、病院経営の支援をしている、ということです。
それが良いのか悪いのか、を議論したいわけではありません。
10か月間の疲れをほぐして、これから毎日始まる育児を頑張ってね♪というお祝いとして相当なものだとも思います。
それと同時に 病院をつぶさないための手段に税金が多額に使われていることも知っておく必要はあると思います。
出産費用を本来の出産にかかわる医療費に抑え、他の育児にかかわる軽減負担に費用を確保することも考えられるはず。
出産のお祝いも 画一的でなく、自由にお母さんが選べたほうがいいとも言えます。
「付加価値」を付けて価値を上げる販売方法は重要ではあるけれど、国の税金がかかわると 話は変わってくる。
正しさは 立場によって変わるもの。
前例のないほどの少子化対策をする財源を確保するためには、本質に立ち返って考えなければ、結局「税金があがる」「保険料が上がる」「企業の負担が増える」となってしまう、それは いくら補助を受けても 別のところで搾取されているだけなのですから。
目先の利益に騙されないで、しっかり本質を見抜く目をもって 今のインフレを乗り越える知恵を持ちたいと思います。
出産手当金の支給額を上げるのではなく、そもそも出産に そんな大金がかからないようにするほうが国民のためだと思うのです。
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