見出し画像

満員電車!そこ!1人分の空きスペースを詰めれば…!

先日、29歳になった。
大学を卒業して俳優をはじめた時、
「30歳までに売れなかったら辞める」的な目安を作っていた。
それで言うとラスト1年のカウントダウンが始まってしまった…。

俳優をはじめてから約7年。
最初はフリーで活動していたが、数年前に今の事務所に所属してからちょっとずつ出演作が増えてきた。
1年の出演本数が毎年増えてきている事は、少なからず成果が出ていると言い聞かせている。

そしてもう一つ。より問題なのが脚本だ。
大学卒業後、演技派個性俳優が多く所属している事務所の養成所に入った時、レッスンの自己紹介で
「いずれは宮藤官九郎さんのように脚本も書けるようになりたい」と言ったら、
先生に「いずれっていつ?待ってても書く機会なんて一生来ないよ」と言われ、悔しさと見返してやろうと1週間後に45分尺のドラマ脚本を書いて見せたら、
「展開はクサイけど、セリフがナチュラルで面白い」と褒められてから、今に至る。
コロナ禍までは舞台やライブハウスで公演を行っていたが、ここ数年はテレビ局主催のシナリオコンクールに応募するのが主だ。

去年は3年連続応募していたシナリオコンクールで応募規定の注意事項を見落とし選考対象外になっていた…。同時に一昨年もそれをしていたことが発覚した。
宮藤官九郎さんは30歳で『池袋ウエストゲートパーク』の脚本を担当。
『リーガル・ハイ』などの古沢良太さんは28歳でテレ朝のシナリオコンクール大賞受賞。それ以前に坂元裕二さんは19歳の時にフジテレビヤングシナリオ大賞で、…
noteでこれ書いたの何度目だ…。また比べるクセを…。
この前友人に「それは自分とスティーブ・ジョブズ比べてるのと同じ」と言われ、大仰にしすぎだとは思ったけど納得したしその友人のやさしさも感じた。


毎日何かと比べてマイナスな感情を増やしてるから、大学卒業後から年々満員電車で人を睨むようになったんだろう…。
例えば

・あと1人横に入れるスペースがあるのに頑なに詰めないで通路にいる人

・ドア横のポジションにいるのに自分が降りない駅だからって降りる人の邪魔になってもその場所を死守して動かない人

・立ってるだけでもやっとの混雑なのに、自分がスマホをいじるスペースを確保しようと周囲の人を押す中年

・駅のトイレで自分が飲んだ缶チューハイや弁当ごみを置いてく年配

・店が混雑してるのに隣席にバックやコートを置いてリモート会議してるリーマン

・店で自分が座ってない別の席でスマホだけ置いて充電してる輩

・店で自分の座席じゃないのにたこ足配線まで使って持ち物の電子機器全てを充電してる輩その2


最後の方は満員電車ではなく、ファストフード店でまあまあ見る光景だが…
僕は上の人らに出会うと睨んでしまう。
自分でも分かってるのだが、決して口で伝えるのではなく、睨みで伝えようとする。これが卑怯というかダサい。
さらにダサいのが、たまにその睨みが相手に伝わって、それを直して下さったり、「すみません…」と謝られた時、少し罪悪感を感じてしまう。
伝えようと睨んでるのに、いざそれが伝わって謝られると僕自身も
「この伝え方は申し訳なかったな…」と思うダサさ。
だったら最初からその方法で伝えんなよ…。

ある一人暮らしの友人の家に行ったとき、その話をした後に、テーブルに落ちた飲み物の水滴を拭こうとティッシュを2枚取った時、
「1枚で拭けるから!2枚取る必要ないから!無駄使い。だから実家暮らしは…」
と言われた。

僕は全く気付かなかった。
電車内やファストフード店では散々思って睨んでるのに、一人暮らしの友人宅では不快行動を全く気づけなかった。
こういう事って気づいてないだけで、これまで多くあるんだろうな…。

僕は〈電車内では気づくけど、友人の一人暮らし宅では気づけない人〉

僕の何かは、誰かから見れば、上に書いたような箇条書き個人的ストレス項目に入れられてるんだろうな。
コーヒーSサイズで長時間滞在することしばしばだし…(店内が混雑したら店は出るが)。キーボードのタッチはうるさいらしいし…。

僕が満員電車でそういう方々にストレスを感じてるように、僕がその人らを睨むことによって、その近くの誰かが
「朝からこの人ずっと睨んでるよ…。気分悪っ」
って思わせてしまって、誰かにストレスを与えている可能性もある。
確実にある。
誰かの為に直してほしいのではなく、結局は自分のストレスのはけ口として、その方々を利用して睨んでるだけ…。

最初この記事の見出し画像はトラが睨んでる写真にしてたのだが、スワンボートのフリー画像にした。
トラ睨み写真だとまた同じ状況を起こしてしまう。
少しずつ直していきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?