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アイスホッケーの魅力その2

副題:まず書いてみる。ver2
            アイスホッケーへの認識の一部を変えたい。

 こんにちは。山形元気です。
まずはご覧いただき本当にありがとうございます。今回はパート2となります。まだ、初回を未読の方は、ぜひお読みいただけると筆者は喜びます。
  初回の記事を読み返していてふと、小中学生の頃、自転車に乗るとおもむろに隣を走る車と競争していたことを思い出しました。(危ない自己満足) その時の自転車の速度はどのくらいだったのでしょうか?25km/h以上だったのでしょうか。。。?

アイスホッケーの魅力その1はこちらから↓

...さて。
  前回お伝えした通り、今回は筆者が思うアイスホッケーの魅力についてその2をお伝えします。
  今回の内容は、2回目にしてはそこそこな重みがあります。筆者が読者の方々に伝えたい部分であり、考えて頂きたい部分でもあるからです。

  ちなみに前回の内容を覚えていらっしゃいますでしょうか?覚えていない方、もしくは今回初めてお読みいただく方の為に書くと、1つ目の魅力はスピード感でした。とにかく試合運びが早かったり、他の競技では無い選手交代の方法などをざっくりとご説明しました。
  
  早速、2つ目の魅力ですが、体当たり(守備)です。

そういえば「氷上の格闘技」って言葉聞いたことあるかも。いやいや、スポーツの種目変わってるから。体当たり?めちゃくちゃバイオレンスじゃん。と思った方いらっしゃると思います。

  結論から言うと、「氷上の格闘技」とも言えますし、バイオレンスな部分もあります。前歯がない選手なんて結構います。殴り合いが起こればファンも盛り上がります。ってくらいです。しかし、そこには「守備」があり、「愛」があります。なので、一概に決め付けないで欲しいということです。
  「氷上の格闘技」と言う言葉や、アイスホッケーは殴り合いが凄いと聞いて殴り合いの動画を観るだけで、「きっと試合が上手くいかなくてイライラして喧嘩している。」とか、「選手が短気なんだ。」とかアイスホッケーそのものへの誤解を生んでいる気がします。
  
  アイスホッケーの世界では、基本的に体当たりはできるし、グローブを外して素手で殴り合いもできます。もちろんスポーツマンシップに反するようなことはしてはいけませんし、反した場合は、試合出場停止になったりもします。
しかし、それぞれ体当たりは「守備の一環」ですし、殴り合いは「愛」があるからこそだと思います。   

  体当たりが守備の一環であることについては、2019年のラグビーワールドカップでラグビーサポーターの方々、ファンの方々もかなり増え、試合観戦する中で、もしくはラグビーに触れていく中で「守備として体当たり(タックル)」への認識はしやすくなったと思います。
  一方で、殴り合いについては、スポーツの中でも(恐らく)アイスホッケーでのみ起こるイベントであるし、普通の生活をしていれば殴り合いをすることもほとんど無いはずで、警察に捕まります。(アイスホッケー以外での殴り合いはダメ。ゼッタイ。)  

  先に殴り合いは「愛」があるから。と書きました。それはどういうことかご説明します。

  大体の場合、チームメイト(味方選手)に対して相手選手が何かをして、それに対して殴り合いをしています。そこには「チームメイトへの愛」、「大切な仲間を傷付けられたことへの怒り」があると思います。
   選手たちは、試合中とんでもない量のアドレナリンが出ていますし、そもそも試合中に話し合いなんてできません。さらにファンとしても「愛するチームの選手」が怪我したり、ひどい体当たりにあった場合は、相手選手に対して怒りは湧いてきます。だから選手が殴り合いを起こせば自ずとファンも盛り上がります。選手にもファンにも根底にあるのは「チームメイトや応援するチームへの愛と大切にする心」があるからだと思っています。

  長々と書いてしまいましたが、始めにも書いた通り、お伝えしたいのは、一概にイメージを決めつけないで欲しいということです。アイスホッケーでの体当たりや殴り合いについては、ただイライラして殴り合うだけでも、選手たちが短気なだけでもなくそれぞれ意味があって起こっています。それを踏まえた上で、氷上の格闘技やバイオレンスなスポーツとしてではなく、アイスホッケーという競技全体で見方を変えていただけたらな思います。

  最後に、ここまで読んでいただきありがとうございます。
  お読みいただいて、少しでもアイスホッケーに対する良くないイメージを変えることができたら良いなと思っています。氷上の格闘技、バイオレンスな競技、様々な言い表し方はありますが、何でも良いのでアイスホッケーの1試合を観ることでさらにイメージが変わると思います。ぜひ気になったら観てみてください。(丸投げ)
  また、今回、何度か出てきた「愛」「大切に思う気持ち」については、魅力その3にも多く出てきます。次回更新までぜひ覚えてていただけると嬉しいです。
  次回、アイスホッケーの魅力その3につきましては、4月20日(月)に更新させて頂きます。内容は今回よりは緩やかで心温まります。

それでは、次回でお会いいたしましょう。またね!
山形元気

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