自分の言動から間違った信念(刷り込み)を探す

自分の言動をつぶさに見ていくと、どんな刷り込みがあるのかが少しずつわかってきます。言動は基本的には無意識のもの、つまり普段は意識していないけど、たしかに心に根付いている刷り込みにより表れるからです。

これは概念的に話すよりも、例を出した方が早いでしょう。今日も私の場合を例に、お話ししてみます

=========

私はライターとして独立した当初から、常に自分の時給を測っていました。時給は「単価xスピード」で決まりますから、単価が高くなれば質の面で、スピードが上がれば早さや量の面で、クライアントさんの役に立ってるといえるからです。

役に立たない、今後も立ちそうにないライターなんか要らないどころか、クライアントさんから見て穀潰しなので、そこはシビアに行きたいんです。

というのは余談で、つまり私は自分の時給がどう伸びてきたか把握しています。独立1年目には最初の月の3〜4倍、今は10倍くらいの時給です。

では、月収も10倍くらいになったのかというと、そんなことはありません。月収はせいぜい3〜5倍です。

月収5倍で考えても、なぜか半分、稼げるはずのお金を稼げていないわけですね。

これは謎でもなんでもなくて、時給が上がった分、稼働時間が減ってるからです。私はスピードにもかなりこだわっていますから、時給が下がることはほぼありません。月収が毎月ある範囲内の金額に自然と収束しているのが、現状です。

私はたまに「時給上げて稼働時間減らしな」みたいなことをいいますが、私の稼働時間は意図して減らしているのではありません。もっとやろうと思っているのに、何となく体崩したり(熱は出ない)本読んだり動画観たりで、不本意にも減ってしまっているのです。

まぁ、要はサボりですね。

でも、私は別にサボりたいわけじゃなくて、もうちょっとガッツリ目にお仕事したいし、サボるなら前倒しでお仕事終わらせて、月末に気楽にサボりたいんです。

面白いのが、稼働時間は月ごとにそれなりにバラけるのに、月収はあまりバラけないところです。

これらを踏まえて、私は何かの誘惑に負けてサボっているというよりも、「月収を減らすために」サボっているんじゃないかと結論づけました。

屁理屈っぽいですが、こういうことってけっこうあるみたいです。「メンタルブロック」とか「マネースクリプト」みたいな単語で検索すると、たぶん納得できます。

じゃあ何で月収をある程度の金額に、無意識に収束させるの? という答えも出ていて、子どもの頃におかーさんに言われたことに原因があると考えています。

「お金はちょうどいい額あればいいもので、ありすぎても危ないよね」みたいなことを、たしかイトーヨーカ堂の出入り口付近で言われました。

まぁ、おかーさんに悪気はないですし、その時見たニュースか何かの影響で何気なくいった言葉だと思うのですが、なんか私の中で引っ掛かっちゃったんでしょうね。

私は自分の刷り込みを修正するのがけっこう得意ですが、これにだけは手こずっています。おかーさんと話してみるのもいいですが、「2〜3回いつもの数倍稼いだら、自分の中の基準が変わって外れるか、いつもの月収の範囲が引き上がるだろう」とも思っていて、今月か来月にでも両方やってみます。

==========

以上です!
毎月同じような稼ぎや稼働時間になる、いつも同じ失敗をするなど、自分の言動や状況に何かしらの法則みたいなものがあったら、たぶん何か刷り込みがあります。

この刷り込みを変える方法は、明日あたりいくつか書いてみますね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?