#15 PK shampoo 『BLUE SCREEN vol.3』 at 大阪・味園ユニバース
いつも通り、アホADHDによるライブレポです。
金属バット
お笑いのライブを生で見るのは初めてだったので、すんんんんっごい楽しみだったんですー!
とっても楽しかったー!!!!!!
お笑いは素人なので、こういうとこが凄いとかよく分からないんですけど、とにかく面白かったです!!
ド×タのドーベルマンはマジで笑いました。
これ見てお笑いだけのライブもとーーーっても見に行ってみたくなった!生で見る漫才の最高さに気づかせてくれる金属バット、本当に素敵ですね。
ああいう漫才のライブってどうやったらいけるんだーー!!!ググろ。
Wienners
味園の照明が似合いすぎていたバンド。結論から言うと初めて見たのですが最高でしたね。全ての音抜けが良すぎましたね。音の棲み分けがあまりにも綺麗すぎです。最初の曲始まって一拍目で「オホホホホホ❤️」ってなりました。
数日前にフジロックのジャックホワイトの配信を見てて「このドラム、チューニング凄く綺麗だし、音の鳴り、サスティンも全て完璧に美しいな」と思ったのですが、今回のWiennersのドラムもベクトルが違うけれど似たような感情を抱きました。セッティングの時点で神が降臨してて、生音が意味わからんくらい綺麗なんですよね。何をどうしたらああなるんでしょ。部活のライブでオンボロドラムセット運び出して、部員と一生「このブオオオンって残響音どうにかならんの?」って太鼓チューニングしてたの思い出しました…。
ドラマーの方、ビートキレッキレで最高でしたね!Wiennersの曲は場面の切り替えがかなり激しい曲が多い印象で、そうなればドラムもそれに合わせてビート感を激しく変えないといけないわけです。それぞれきっちり叩き分けされてて流麗ささえ感じました。音の粒もめちゃめちゃ綺麗で、ダイナミクスがそんなにない時でも音の粒の存在感を残しつつ出しゃばらないところが本当にプロだなあと思いました。
私は上手側にいたし、ドラム上手いなってことばかりに気を取られていて最初そんなに気づかなかったのですが、中盤からベースの人がどえらいエグい(語彙力)ことに気付きました。めちゃめちゃ動きながら演奏しているのに、右手の強引すぎず弱すぎないアタック感、要所要所のタメ感、安定感を凄く感じられてよかった。あとフリースタイルのスラップがあまりに綺麗すぎて笑っちゃいました。しかもコーラスしながらどちゃくそ綺麗なスラップしはる。しかもコーラスくっっそ綺麗。意味わからん綺麗。ベースの全ての熟練度に感動しました。
シンセとギタボのグルーヴがバッチリ合っている感じが本当に心地よかったですね。シンセフレーズ、あまりにも可愛すぎてリフで踊り散らかしました。本当に音もフレーズも可愛い。
あと5曲目くらいの最後で夜間通用口のリフをギタボの方が一瞬弾いてはって激アツでした。ステージ袖で誰よりもはしゃいでるカズキさんを私は見逃して無いぞ…。
ボーカル主旋律以外でも踊って良くない?
話めちゃめちゃ変わりますけど、ライブに来たら基本お客さんはボーカル入ってるところでしか手を上げないですよね。別にリフが可愛かったり、ギソロがカッコよかったりしたらそこで手を上げていいと思うし踊り散らかしていいと思うんですよ。バチバチテンション上がるでしょう?私がライブをセッション的な感覚で見てるからそう思うだけかもしれないですけれど。
PK shampoo
最近はライブでのPKサウンドに対する自分の解釈がかなり変わったという自覚があるので、なんか不思議な感じ。
今回のライブ、最高の演奏が来ました。
毎回見に行くたびに最高を更新していくPK shampooは本当に最高ですね。
PK shampoo、味園ユニバースが、というか大阪の箱がやはり1番似合っていますね。
カズキさん、ステージ出てくるなりドラムの椅子の上立って、粛清のポーズしてて「あー!Twitterでみたやつー!」ってなりました。この感情、進研ゼミやってたときの小学校のテストのアレやっ!!!!
今日のカイトさん、本当に音が綺麗でした。ギターってそんな音出るんや、という気持ち。私が好きな洋楽オルタナはブルースがルーツになるから音の粗さ的な要素はかなりブルースっぽさがあるし、最近のシティポップと言われる音楽やJ POPはブルースとジャズにかなり依拠したサウンドになっている印象なのですが、カイトさんのギターの音はジャズでもブルースでもカントリーでもなく、カイトさんの音なんですよね。だからと言って突飛な音を出してる訳でもない。それがめちゃくちゃカッコいい。控えめに言って大好きです。
最初天王寺減衰曲線から始まりましたが、カイトさんがアウトロをコードじゃなくて、フレーズ弾いてるの初めて聴いた気がします。ようやっと聴けたと思って号泣。しかも音もニュアンスも綺麗すぎです。宮古島旅行行った時に天王寺減衰曲線聴きすぎて、もはや嫌いになりかけてましたが、もう本当に最高でした。
学生街の最初のヤマトさんソロが終わった後に入るギター、あまりにも繊細で哀愁感マックスで本当に良かった、その分後半のギソロの力強さ、曲調からくるやるせ無さも際立ち、感極まって泣けました、最高。
PK、音源にはないライブでだけタメるところ、本当に好きです。あれで曲の表情や次のセクションへの勢いがかなり変わります。例えば奇跡の後半「夏の大三角滲んでいく汗海までの道を歩いていく」のところとか。
毎回どこでタメてたかちゃんと覚えてないから、毎回「お、ここでタメるのか〜!!くぅ〜!!えっち!!!」ってなって凄く楽しい(アホ)。
最初セッティングからの音出しの時に思いましたけど、ヤマトさんのギターが暴力的にロー寄りというか、トレブルという概念消えた音みたいに聴こえました笑(耳が腐ってる可能性はかなりある)。カイトさんもローミッドな感じで音を作ってはるのですが、バンド全体で聴くとやはりギターのハイが強め。卓でハイをガン上げしてるってコト⁉️(ってか、これギターのハイじゃなくて、もしかして別で同期音源かなんか流しててそれのハイがキツイ...?わかりましぇん。゚(゚´Д`゚)゚。)
PKのライブに行き始めた時、このトレブリーな感じの意味合いが全く理解できていなかったと思います。だからハイ煩いな、くらいの感想しか出てこない。ただただ音の輪郭付のためだけにハイを上げるならもうちょい削っても問題ないと思うのです。
けど、PK shampooというバンドはそうではない。個人の感覚でしか無いですけれど、PK shampooって認知できないほどの広さの中に凄い密度の情報が詰まった混沌とした世界の中でなんとか美しいものを見つけて生きる(生きるというか今日をやり過ごす)みたいなイメージがあるんですよ。そんで、その混沌を表すのがノイズと圧倒的音圧で、ノイジーさと音圧を強調するにはトレブリーにする必要がある。このトレブリーさはPKの思想そのものだ!!
…、みたいなキモ結論に最近至ったわけです笑笑
にしても今日のバンドサウンド、ほんとにwavって感じの音でした。
前のWinnersから思ってましたけど、今日ドラムの音抜けがピカイチすぎます。今日はギターのパワーが凄かったので、それに対抗してキックのハイもだいぶ強めの印象。ギターなってる時はそんなでしたけど、MCになってカズキさんがドンドンドンってキック踏んだ瞬間「バキバキやん、ハイすげぇ!」となりました。次の瞬間にはハイ消えてたので「対応はえぇ」となってました笑。スネア、ピークカンカンなわけでも無さげなのに、いつもより音聞こえてびっくりしました。
私は今日の音スンゴイ好きですね。箱の音鳴り、もしかして磔磔に似てる...?
ケン様、差し入れで靴をもらったらしく、ヤマトさんに「ファンに物乞いするな!ちゃんと音楽で稼いで!」と言われたあげく、機材車の中で「イマハメジャーデモクッテイケン」って言ってたのを暴露されてていつも通り可哀想でした笑笑
SSMEの音源聴いた時、ケン様のベースは全然ウンコサウンドじゃなく思われて、バンドサウンドとしてはまとまってて綺麗だけど、ちょっぴり寂しいなと思っていました。今日のライブでは綺麗なウンコサウンドだったので安心でした!!!!!!!!!
ヤマトさん、聴く度に歌い方がどんどんエッチになっていって最高ですよね???????声量もデカなってくし、そのうちデカチン税だけじゃなくて声デカ税まで取られるんじゃ...?
おふざけエモいこと言おうとするMCも愛おしいですね、カイトさんがMC聞きながら妙な顔してるのとか特に。
本当に今日はカイトさんがカッコ良すぎました。なんだかんだ言ってコレ毎回言ってる気がします笑笑
でもマッッジでカッコよかった。最後の夜間通用口、ビエラ、京都線のギソロは一生忘れないと思います。
京都線アウトロ入り、カイトさんが早めに踏んだビッグマフのノイズ音があまりに太すぎて笑っちゃいました。本当に最高。そのあとのアウトロ、いつも以上に表情が感じられて最高。走って泣き喚きたいレベル。
最後、省略されたのはたぶん星でしょうけど、味園のあの会場のセットなら絶対やってよ!!と、ちょっと思いました笑笑。まあでもお疲れなんでしょうね、ゆっくり休んでください。
カイトさんのギター、徹底的にヤマトさんの声を邪魔しないけど、ヤマトさんが消えたら「俺がボーカルじゃ」と言わんばかりにギソロで壮麗に歌いあげるのが本当に好きです。PK shampooはヤマトさんの声とカイトさんのギソロのツインボーカルみたいなバンドやと勝手に思っています。超好き。ラブフォーエバー🫶🫶🫶🫶
ということで、ブルスク演奏超最高でした!!!!
東名でもやるということで、なんとかして行きたい…。
白内障お大事に…。
あざしたっっっ