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#19 『Don't trust PK shampoo』@Zepp Haneda ライブレポ

まーーーちに待った2/3(金)です。
別に自分がステージ立つ訳じゃ無いのにメチャメチャ緊張するやん…。
ということで、2/3 PK shampoo@Zepp羽田のライブレポです。
今から二条の酒を消滅させに行くので爆速でいくわよーん!!!!!

 まずは物販!!PK shampoo、曲もビジュアルもカッコいいのに、グッズもカッコいいのはずるい!!しかも!今回からpaypay使えるっっっ!!!金が無い人はいますぐクレカを作って、クレカと連携しろ!!来月金払えば今月無料でグッズ買える!!!マネージャーに金パクられたのもあり、グッズ売り場が募金スペースに見える。新グッズ全部買いました❣️募金募金。


 ほんで、ライブ本編いきましょう。

 関西民なので、東京に行くことがあまり無く、ゼッハネも初めて来たのですが、会場デケェ。スピーカー何発ぶら下がってんのコレ。照明機器の数イカツイ。スゴォ。そして段々多くなっていく人。何もかもに圧倒されていきます。

カイトさんのキモオタなので、カイトさんのアンプ直線上の後方でききました。いつもここからしか聴かん。

本番前若干やってる出音チェック、カイトさんのギターはいつも通りどミッド、音超綺麗って感じです。
 
 開演10分前から流れるボレロ。緊張感が高まります。もうPKのワンマンはボレロを聴きに来てるようなもんです(違う)。自分がいたところから、PA卓がちょっと見えまして、PAさんが周り見ながらゆっくりフェーダー上げてるのが、「始まってますよ」感があって最高です。

 そして暗転して、戦闘チャンピオンが流れる。カズキさんが出てきて、アレ、他のメンバー出てこない?と思ったら戦闘チャンピオンが途中から突然「+2#3-])t be🙃€%#|」とノイズに!!なんだその展開知らんぞ!!!爆音ノイズの中、ドラムが響き渡り、カズキさんにピンスポが当たります。
 デターーーー!!!!!カズキさんのドラム始まり!!!!激アツ赤保留!!!!!wavツアーの大阪ビッキャを彷彿とさせます。そして、ニシケン、カイトさんが登場してきて、今まで聴いた事ないのを演奏しだします。
 こういう、ライブごとに新しい曲入りや曲繋ぎの演奏が聴けるの、ほんっっっとうに良くないですか??普通のインディーズバンドなんて曲繋ぎなんか、それっぽいアツイ(らしい)MCするか、曲羅列して終わりですよ。PK shampoo、こういうところで手を抜かないのが、ほんっっっとうに推せます、推し続けます!!!

 
 そのうちヤマトさんも登場してきます。それにしても聴いたことない曲入り演奏だなあ、一曲目はなんや?そう思ったらまずヤマトさんとカイトさんのカポの位置を見ましょう。まず目に入ったカイトさんが3カポです。たぶん天王寺です。ヤマトさんも見てみます。2か1カポです(遠くて見えない)。確定天王寺です。「こっから!こっから天王寺にはいるのか!?どうやって!?うおおおおおお!!!」と思ってたら、なんかキレイに天王寺減衰曲線の前のアレが始まります。最高。


 今日、音がめちゃくちゃデカイ。いつもトレブルキツイな〜と思ってたけど、あれキツイのトレブルだけじゃないです、全部デカイ。
私のとこからPA卓の右側に2つモニターが見えまして。1つは音声スペクトルモニター(?)で、ざっくり言うと実際になってる音に対して、各周波数の音の大きさがわかるやつ、になるんでしょうか。全く想像がつかないと思いますので、気になる人はSonic Toolsというアプリを入れて、「アー」だの「キエエエエエ」だの叫んでみてください。

 もう1つは名前知らないんですけど、たぶんパワアンやスピーカーに対してどれだけの大きさの信号が行ってるか見るやつだと思います。
 これの変化が面白くてですね。もう説明だるいしこんな感じやったってイラストバーンと載せますね。

バーン
 

ボレロとライブ本編でいろんなメーターが2倍になってました。そんなことある??そりゃ音デケェわ。ボレロの最後でも大概音デカいと思うけど、2倍て。これ以上デカくしたらスピーカーから煙出るくらいデカくしてはったのではないでしょうか。最高の爆音ありがとうございます。

 今まで、サウンドのトレブリーさばかりに注目してきましたが、私、ちょっとだけ低音の聴き方たぶん成長したぞ(ゼッハネが音良かったのもある)。キックのアタックの強さが目立つものの、それと同時に溢れるエンドロー。これがカズキさんの、PKのキックには欠かせません、これでとんでもないほどの存在感を出します。スネア、めっちゃスナッピーの音って感じだったのですが、途中からか、耳が慣れたからか、胴鳴りも結構出てきた印象。
 ベース、そう、今日ベース!なんかいつもよりミッド寄りだった!!!全体で聴いたらめちゃくちゃバランスいい!!あと、キネマは貴族のうんこサウンドって感じだったけど、今回はPKのうんこサウンドって感じで良かったです。私は滅茶苦茶今日のサウンド好きでした〜。
 そして、ヤマトさんが、ヤマトさんがライブ中ギター持ち替えてます!!ギエエエエエエエエエ!!水色のジャズマスから、サンバーストのバインディングついたテレキャス!!こんなんどうせフェンダーだろ!!(フェンダー大好きマン)しかも指板がたぶんローズウッド、私の性癖ドンピシャです。これ以上ヤマトさんラブになったら本当に収集つかなくなるので、これ以上私の性癖刺してくるのやめてください。このギター70万らしいです。ヒェッ。
 そぉして、カイトさん。今日の音綺麗すぎませんか?なんて端麗な音をしてるのでしょう。眠りから覚めたお姫様とか、そういう感じの人...?輪郭(トレブル)がきつすぎるわけではないが、ハッキリ音が抜けるし、前より一段と音が艶やかです。ズルい、ズルいぞお!!!!そんなんカッコいいに決まってるだろ!!しかも60万のギター使いやがってぇ!!!!カイトさんのギター、suhrのどのシリーズかわからなかったんですけど、コレか...?

サイトの品物だとちょっとヘッドの仕様が違いますけど、価格帯的には合ってるかと…。

 機材とか音関連の話ばっかしすぎました。天王寺減衰曲線に話を戻します。音源の方、アウトロの前に「タイトルはそう、たしか、てんのうじ〜\ピャーーー/げんすい、きょくせーん」ってなるじゃないですか。あの、\ピャーーー/が、マジで音源と全く同じ音なっててビックリしました。最高。あとアウトロ、カイトさんがコード弾くんじゃなくてリードフレーズ弾いてました、感無量。
 天王寺ときたら次は奇跡です。奇跡です!本当に奇跡なんです!カイトさんが、リフとギソロでファズファクを踏むじゃないですか!!いままでは、ギャンギャンの破壊光線やなあと思ってたんですけど。なんか今日、マジで艶やかな破壊光線なんです!ファズファクのくせに!本当に使ってるのファズファクか?ファズファクからそんな色気のある音出るのか!?どうなってるんだ!!!キエエエエエ‼︎‼︎
 
 そして君の秘密になりたいが続きます。なんか今日本当に音がエッチすぎませんか?バンド全体も、カイトさんも。ギターのコーラスのかかり方も滅茶苦茶良すぎます。ほんまにマルチストンプのコーラス??なんか機材グレードあげてない?しれっとキャビ買ってません??

 と、音の色気に逆に困惑してたらMCになりました。この人たち、Zeppに立ってもMCだけは全く変わりません。変わらないどころか、今まではステージ袖から((巻いて))ってジェスチャーされてたのが、今回はPA卓からマイク通して「山ちゃん、もうそろそろ巻こか〜」と言われています!グレードアップしています!Zeppに立ってもダラダラと誰もしらん部活の後輩(?)や地元の話をしています!安心しました!

 ギャアアアアアアアアア、長曾我部バチギマリのm7!1番好きかもしれない曲なので聴けて嬉しい^_^

 ほんで、今回のライブでマッッジで良すぎると思ったのが、市営葬儀、零点振動、学生街全能幻想、S区宗教音楽公論です。4曲とも儚く切ない感じの曲ですが、以前より音が艶やかになったことによって、その感じがマシマシになります。特に市営葬儀と零点振動はこれ以上いい演奏とかこの世に無いだろと思いました…。天使が舞い降りてるが如く美しいコーラスと、バンドでかなりまとめられている緩急、あまりにも綺麗すぎる。市営葬儀のギソロ終わり→寝る時は髪を乾かして、のところ、ブレもせずにめちゃくちゃ綺麗にスッと収まり、ヤマトさんとカズキさんだけになる、それからラスサビにむけて段々大きくなる感じ。壮大な演劇を見てるような、そういう美しさがありました。

 そしてこの4曲、ヤマトさんの歌の上手さが1番わかりやすかったんです。ヤマトさん、歌上手くなりすぎてませんか?本当にびっくりしました。こんなビブラートかける人だっけ、こんな抑揚感ありつつ呼吸安定した人だっけ、成長がエグすぎる。週5でボイトレとか入れてます...?
 学生街の冒頭の歌の緩急の付け方とそれに付随するギターバッキングがあまりにうつろで哀しくて綺麗すぎました。その対比として、サビやギソロがより強烈になり緩急感がもの凄くなり、聴き手の心を捉えます。
 そしてS区宗教音楽公論!大変な時に新曲をありがとうございます😭😭ヤマトさん、裏声でも声デカいの凄くないですか??音源では裏声普通に聞こえるけど、ライブだと裏声になった瞬間ボーカル消えて、聴き手が萎えるのは、あるあるだと思うのですが、我が君、ヤマトパンクスは違います。綺麗な裏声、デカい声で出してます、息の使い方が上手いんですねきっと。
 あと、S区、地味にストリングスはいってるんですよね。バンドがメジャーデビューした瞬間に曲にピアノやストリングスアレンジが入ってきて、それがダサくて滅茶苦茶萎えるというのは、これはもう何度も何度も被害にあってきましたが、S区のストリングスはそういったいやらしさが全然無い、1つのカッコいいアレンジとして成立しています。これがスンゴイ推せる。そしてライブでも同期音源としてちゃんと鳴ってて、これが堪らん良かったです。

 MC、どこで何を言ってたか忘れちゃいましたが、過去のトキョショキとの対バンについて「俺らが出るってまだ言うて無いのに、勝手に対バンはPK shampooって告知されてた、あのブッキングの仕方は革命」って言うてはりました。「じゃあ俺らもそうんな感じでブラー呼ぼう」「そしたらブラーも出るしか無いかあってなるか」、誰が出るねん、PKがサマソニに出ろ!!!!

 あと「最近何してるか」という質問に対して「俺は最近寿司屋のコップとか舐めてるよ」と言うヤマトさん。ですが、この人、他人のことは言えません。私の中で迷惑行為四天王といえば、おでんツンツン男、寿司屋コップ舐め太郎、警報器ライターネキときて、我が君、ビッグマフ焼肉ニキですから!!

 あと、巻いてって言われた後に、ヤマトさんが「初カキコどもっ」と言い出した時は、流石にもういいから曲やれと思いました。MCと曲の差がエグすぎる。

 本編最後は、確か、星→京都線→空のオルゴールで終わりました。アウトロのギソロ大好きな曲が連続で来るのはアガリますね。今日、本当にギソロの音圧が最高です。音がデカいけれどもうるさい訳ではない、音もフレーズも迫力が凄いのです。それとは反対に随所随所にある心悲しい感じのフレーズ。この構成が耽美的でとても良い❣️ラブすぎる❣️

 アンコールはまず3D/biela。バンドの金をパクられた直後のゼッハネで「何があったって構わない、君と生きていくよ」なんて歌われたら、そんなのもう「はい!!ついていきます!!なんなりとお申し付けください!!!!」ってなっちゃうに決まってるでしょう…。
前奏のオクターバー(?)かかったギターフレーズが今日はめちゃくちゃいい感じに聴こえて記憶に残っています。

 そして最後に夜間通用口。ほんっっとうに今日音綺麗だな。情景描写と、リードの音と、ケトナーの青光りとカイトさんの衣装の色合いがすべてマッチしすぎてて、幻想的でした。そして、デカ箱に立つPKですが、MCは全く変わらないですが笑、演奏やパフォーマンスのスケールは箱に合わせてどんどん大きくなっていってます、それが滅茶苦茶いい。人は短期間でここまでなるのか、と毎回思わせてくれるPK shampoo、最高です。

ということで、爆速ライブレポでしたーー。なんか今回は本当に、ロックバンドのライブを見ているというより、演劇というか、バレエとか、オーケストラを観ているような、なんだか不思議な感覚でした。ロックバンドというにはあまりに美しすぎるけど、オケと言うには荒々しすぎるというか。そこに他のバンドとは違うPK shampooの唯一無二性があります。それが顕著になった今回のライブは本当に最高でした。

背景PK shampoo様、ゼッハネおめでとうございます。
素敵な新曲、最高のライブをありがとうございます。
次も楽しみにしています。


ちょっと予定が詰め詰めすぎて、前より全然文章を推敲出来てない感は否めないですが、こういうのは熱が冷めないうちに書くことが大事だと思うので許してくれ。

 読んでくれてサンキャアアアアアアア!!!!!

  


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