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私がつみたてNISAよりも、一般NISAの方が好きな理由
最近、「iDeCoやNISAはやらなきゃ損!」という感じのムーブが流行りつつあるなと思います。
iDeCoもNISAも中身は投資信託(特にNISAは)。
特性は違うものの、税制優遇のある資産形成制度となっています。
私もNISA、やってます。
しがないOLなので、毎月三万円ほど積み立ててます。
積立での投資ではあるんですけど、つみたてNISAではなく一般NISAを利用してます。
今日はなんで私がつみたてNISAではなく一般NISAを使っているかを、少しアウトプットしてみます。
※iDeCoのことは全然わからんです。
ぱっぱらぱー。
◆そもそもNISAとは
投信や株にかかる税金を非課税にできる制度のこと。
本来、投資信託や株で出た利益は課税されます。
例えば。
100万円投資して、150万円に儲かったとします。
そうすると、利益の50万円はそのまま貰えるわけではありません。
この50万円に対する20.315%が税金として引かれてしまうのです。
(ちなみに、定期預金の利息についても、同じく課税されます)
NISAは、この20.315%を非課税にしてくれる制度です。
すごいお得。使わない理由がほとんどない。
そもそも二割も引かないで欲しいよ税金。
そして、このNISA制度は二種類あります。
(厳密に言うとジュニアNISAというものもあるので三種類ですが、お子様がいない人は使えないので除外します)
①一般NISA
年間120万円まで投資可能。
この投資した120万円に対する利益が非課税となります。
一括購入も積立購入も可能。
商品の幅も広いです。
非課税期間は五年間。
手続きをすることで、ロールオーバーと呼ばれる方法で期間終了後も非課税で運用は出来ますが、このあたりはややこしいので今回は割愛します。
②つみたてNISA
年間40万円まで投資可能。
積立での投資のみ利用できる仕組みで、商品幅も一般NISAよりも少ないです。
非課税期間は20年間と長く、長期で運用するのに向いてます。
ただ、一般NISAと違って、現行の制度では期間終了後は課税扱いになるので注意です。
この二つ、両方を同時に利用することが出来ません。
ですので、利用開始時にどちらか一方を選んでいただく必要があるのです。
「じゃあどっちがいいの?」って感じだと思うんですけど、私は断然一般NISAをオススメしています。
(あくまで個人の考えですし人によります)
理由は3つあります。
①商品の幅が広がる
いや~これ。これです。
幅が広がって楽しい。
つみたてNISAだと、例えば気になる商品があっても買えないことがあるので、単純に不便だなと感じました。
②一般なら一括購入もできる。
例えば、日経平均に連動する投資信託があるとします。
で、すごい大幅に日経平均が下がったとします。
そしたら、安いうちに日経平均に連動する商品を買い足しておけば、後々大きく利益を得られる可能性が上がります。
積立のみだと、その日にすぐ買うとかが出来ないので…。
③そもそも2024年になれば、つみたてNISAを一般NISAで使えるようになる。
2024年、NISA制度は新制度へ生まれ変わります。
新制度では、非課税枠が122万円になり、2万円ほど枠が拡張されます。
ですが、新制度は二階建てとなっており、一階部分は、20万円までつみたてNISAの商品のみを購入できる枠となります。
(二階部分では、一部制限はあるものの、102万円までほぼ自由に投資出来ます)
非課税期間は変わらず5年間。
でも、どうもこの20万円の枠で投資した商品は、非課税期間終了後に「つみたてNISA」へ移管することが出来るみたいです。
ですので、この一階部分で育てた分は、つみたてNISA移管後20年と合わせて、実質25年間運用することが出来ますから、期間で考えたら普通につみたてNISAを使うよりもお得ということになります!
なので、友人などに「どっちがいいの?」と聞かれると、私は迷わず一般NISAをオススメしています。
どうせ、積立の運用はどちらでも出来ますから。
ただもちろん、つみたてNISAのメリットもあります。
ですから、結局は好みになってくると思います。
(それでも私は、今から始めるのであれば一般NISAの方がいいと思うけど…)
最後に、一般NISAを選ぶメリットをまとめると、
①商品の幅が、つみたてNISAより広い!
②一般なら積立のみならず、一括購入もできる。
③そもそも2024年になれば、つみたてNISAとほぼ同じ機能を一般NISAで使えるようになる。
以上の三点という感じです。
どちらを選んでも、将来の資産形成に役立つ制度だと思いますので、ぜひ始めてください。
そんな感じでした。
記事書く上で再度勉強することも出来たので、満足満足。
かぬれでした。
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