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キャリコン&理念浸透PJ担当者が考えるインターンシップとは!?

こんにちは、げんきです。

今日のお題は、インターンシップ!!

最近インターンシップを主催する会社も
参加する学生も増えてきてますね。

そんなインターンシップについて、
キャリコンが企画したらどうなるのか?
書いていきたいと思います!

この記事は、
・インターンシップの企画担当者
・インターンシップの企画に興味がある
・キャリアコンサルタント取得者
・理念浸透PJに関わる方
等に参考になるかと思います。

是非読んで頂けると嬉しいです。

では、読んでみよっ!!

インターンシップやるなら絶対、5日間以上

まずは、インターンシップの日程について。

最近、経団連と教育機関が出した資料からも
“5日間以上でないとインターンシップに
該当しない”ということも明記さています。

産学協働による自律的なキャリア形成の推進 引用

上記のように明記されたことによって
経団連に所属している企業が採用に
つなげるためにインターシップを
開催する確率も高くなるでしょう。

なぜなら、
今まではインターンシップから新卒採用へ
繋げることを良しとしていなかったことが、
(ただ行っている企業も多いのでグレーと
言った方が適切かもしれません。)
企業が5日間以上のインターンシップを
開催することで採用へ繋げても良いことが
明記されたからです。

その他にも
企業側は5日間以上やることによって
メリットがいくつかあります。

メリット
・企業のことを深く理解してもらえる
・学生のこともよく見れる 等

このように5日間以上の
インターンシップを開催することを
おすすめします。

認知、理解、共感、行動

では、5日間以上のインターンシップを
開催する上で、
どのように構成をすれば良いのか?
それを今からお伝えします。

流れは大きく4つ。
・認知
・理解
・共感
・行動
です。

順番に説明していきます。

認知

まずは認知。

認知とは、
知ってもらう、や気づいてもらう、
認識してもらう、といったことです。

具体的には、
なぜ会社が存在しているのか?
何をしている企業なのか?
どんな商品・サービスを提供しているのか?
など、を認知してもらう
フェーズになります。

どちらかといえば、
インターンシップというよりも
説明会のイメージが近いかも
しれません。

それくらい軽いタッチのもので
良いかと思ってます。

特にBtoB企業であれば、
学生から見て何をやってるとか、
どんな商品・サービスを提供しているとか、
が分かりづらいかと思うので、
非常に大事なポイントになるかと思います。
対して、BtoC企業にとっては
ある程度認知されている部分も
多いかと思うので、
あまり力を入れることなく
進めることができるフェーズでも
あることも特徴かもしれません。

理解

続いては、理解。

理解とは、
前のフェーズで認知してもらったことを
深めるフェーズになります。

ここでよくあるのは、
学生に「体験」をしてもらうことです。

まさにインターンシップの肝といっても
過言ではないフェーズかもしれません。

前のフェーズで認知したことを
学生が体験することによって、
認知を自分事化することができます。

それが認知したことを
理解につなげるきっかけになります。

ここの理解フェーズで大事なポイントは
自分事化だと私は考えてます。

それをどのようにデザインするのか、
が企業や担当者によって変わってくることも
インターンシップを企画する
楽しさの一つかもしれません。

共感

続いては、共感。

認知・理解は企業側が提供することが
メインでしたが、
共感は違います。

下記に参考として共感の言葉の意味を
引用してます。

共感とは,他人の気持ちや感じ方に自分を同調させる資質や力を意味する。すなわち,他人の感情や経験を,あたかも自分自身のこととして考え感じ理解し,それと同調したり共有したりするということである。その結果,ヒトは他人のことをより深く理解することができる。

コトバンク

共感は、
お互いに歩み寄ることだと思ってます。

ここで言う「お互い」とは、
学生と企業です。

学生は認知や理解を通じて、
企業に共感する部分があったのか?
考える必要があります。

企業も学生へのフィードバックを通じて、
共感を促す必要があります。

このように、
理解以上の深く共鳴し合うことをお互いに
探していくフェーズが共感だと考えてます。

行動

共感までたどり着けば、
あとは行動へ移すだけです。

行動とは、
インターンシップ後に起こるものだと
考えてます。

共感をした学生に関しては、
自然と行動へ移すことになります。

だからこそ、企業としては、
学生が通る道を作ることが
役割になります。

学生が通る道とは、選考のことです。

きっとインターンシップで共感した
学生は、入社意欲が高まっている状態
かと思います。

だからこそ、
企業は学生が共感から行動へ移す道を
つくってあげることが役割になります。

それによって、
あとは学生が自ら行動をするだけなので、
自然と選考フローに流れてくるかと思います。

もし学生が選考フローに流れて来なければ、
認知・理解・共感フェーズのどこかに
問題があったのか、
学生が求める企業ではなかったのか、の
どちからになるかと思います。

このように、
認知・理解・共感・行動のフェーズに
分けてインターンシップを構成すると
良いインターンシップが開催できるかと
思います。

理念浸透と採用の共通点

この認知・理解・共感・行動の
流れについては、企業が従業員への
理念浸透を行う際のフローと
同じ流れになってます。

私自身、人事として採用や育成に
関わりながら、理念浸透活動の
プロジェクトリーダーとしても
活動しています。

従業員自身が理念を体現するために
行動することも大事なのですが、
入社する学生も同じように入社したあとは、
理念に共感して行動していく必要があります。

だからこそ、
入社する前に理念や職種、職場環境等について、
認知して理解し、共感、行動へと繋げていく
必要があると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

これが
キャリアコンサルタント兼
理念浸透活動プロジェクトリーダーが
考えるインターンシップになっています。

まだインターンシップ等の企画に
携わっていらっしゃる皆様の
お力になれていれば嬉しく思います。

では、またっ!

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