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物議を呼ぶ東京マラソンチャリティー参加

世界6大大会制覇を目指している真剣なランナーは多い。コロナが始まってからずーっと海外ランナーを走らせていない東京マラソンを残しているランナーも相当多いはずだ。

コロナ前から抽選の倍率が高い東京マラソン。コロナ前は10万円払えばチャリティーで出れたので、ちょっとお金がある人には敷居が低かった。特に海外からは、その何倍もお金をかけて旅行で来るわけだから10万円はお買い得感があった。

残りの6大大会、例えばニューヨークやロンドンのチャリティー枠は30万円以上する。

ところが、来週から海外も募集を始める2023年のチャリティー枠は、10万円出せば出場が保証される制度から大きく変わる。

32個のチャリティー団体から応募する団体を選ぶのだが、ほとんどの団体がで、応募が枠より多い場合、寄付が多い順に枠を与えるのだ。

寄付の制限は10万円以上、999万円以下である。枠がもらえなくても寄付金は返ってこない。なかなか残酷なシステムである。

チャリティー枠は全部で4000。6大大会を目指すランナーにとって、高倍率の抽選を避ける絶好の機会。でもいったいいくら払ったら枠がもらえるのかわからない。枠に引っかからなければ寄付は寄付として、マラソンに参加はできない。

50万円寄付しても枠に入らない、なんて場合もあるかもしれない。

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