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間違えると手取りが減る⁉︎ iDeCo受け取り方のコツ

こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
げんじボーイです。

元全国トップ5%の成績を収めたFP(ファイナンシャルプランナー)の僕が、お金にまつわるエトセトラをお話ししています。
ちなみに今はめちゃめちゃ普通にサラリーマンをしています。サラリーマン最高。

最近よく耳にするiDeCo
節税できて、年金準備もできるため
始めた方も多いと思います。

iDeCoの仕組みは
毎月自分で決めた金額を積み立てていき
運用方法も自分で選んで運用することで
将来の老後資金を作っていく、というものです。

その際
・積み立てた金額が全額所得から引かれる(税金が安くなる)
・運用益が非課税
というメリットがあります。


iDeCoの話をするとき、積み立て方や運用方法
節税についてが話題になりやすいですが

実はもらい方もとても大切です。
もらい方ひとつで、手取り金額が大きく変わるのです。

というのも、受け取り方の選択次第で
税負担が変わってくるからです。

一括受け取りの場合は退職所得として課税されますが
分割受け取りの場合は公的年金として雑所得になります。
この違いが手取り額の差を生むのです。


イデコを「一時金」として一括で受け取った場合
「退職所得」となり、勤続年数などに応じて
税金の控除を受けられます。

分割受け取りの場合は、「雑所得」として扱われ
一定額の「公的年金等控除」の対象となります。
この場合、年金と合わせた収入が
一定額(年110万円)以下の場合は税金がかかりません!


実はiDeCoは、どちらのもらい方でも
税金の控除を受けることができるのです。

大事なのはタイミングと金額です。
例えば、会社からの退職金と同時にiDeCoを一括で受け取ると
退職所得控除の枠を超えてしまい
結局税金負担が重くなります。

同様に分割の場合も、年金をたくさんもらう人は
合計金額で年間110万円を超えると税金がかかります。

つまり、受け取るときには
自分の退職金タイミングと、年金の金額
これを確認した上で一番いい受け取り方法を選ぶのが最善です。

自分の一番お得な受け取り方
確認が難しいという方やシミュレーションしてみたい方は、お気軽にご相談ください。

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