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広がる自筆証書遺言

こんにちは!
ご覧いただきありがとうございます。
げんじボーイです。

元全国トップ5%の成績を収めたFP(ファイナンシャルプランナー)の僕が、お金にまつわるエトセトラをお話ししています。
ちなみに今はめちゃめちゃ普通にサラリーマンをしています。サラリーマン最高。

最近、終活の高まりやコロナウイルスの流行で
遺言を書く人が増えています。

中でも自筆証書遺言は
自分で全て書くことで費用0円で作ることができ
手軽で人気があります。

全て手書きで、日付、氏名、印鑑を押し
内容を書けば遺言として認められます。

広がっている背景や制度についてまとめてみました。


自筆証書遺言が広がった背景に
去年始まった便利な制度があります。

法務局が2020年7月に始めた「自筆証書遺言書保管制度」です。
1通につき3900円払えば
遺言を保管所で預かってくれます。

メリットは
・自宅で遺言書をなくす心配がない
・保管しているので改ざんされない
・安い費用で安全に保管できる
です。

これにより、誰でも遺言の作成・保管がしやすくなりました。


遺言を書くための便利グッズもあります。

・遺言作成アプリ
司法書士事務所N-firstが手掛けるアプリ「らくつぐ」
では、チャットボットの質問に答えるだけで
遺言書のひな型を自動で作れます。

・遺言書キット
文房具のコクヨは、遺言の用紙とガイド本をセットにして
遺言書キットを発売しています。

どちらも簡単に、そして確実に遺言を書くための
便利なツールです。


以前に比べて遺言が気軽に書けるようになりました。
自筆証書遺言の保管制度はとても便利ですし
簡単に遺言を書けるツールもできました。

しかし、遺言は一つでも間違いがあると
一瞬で効力を失ってしまうという特徴もあります。

間違えてしまう可能性がある場合や
相続についてどうしたらいいか迷った場合は
司法書士の先生に相談してみましょう。

家族の未来を守る相続
一番いい形で遺言を残せると嬉しいですね。

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