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Tくん

波動調整®講座4thにサポート参加した12月18日の夜、ふとT君のことを思い出しました。

T君とは、小学6年の3学期、席が隣り同士でした。



ある日の、もうすぐ昼休みが終わろうという時、T君が机上の紙クズを

「これ、俺のじゃない」

と私の方に押しやってきました。

どうやら休み時間中に誰かが、彼の机に放ったか、落とした物のようでした。

「私のでもない」

と押し返すと

「俺のじゃないんだよ!」

さらに強く押し返してきます。

「しょうがないじゃん、そこにあったんだから捨ててきなよ」

と諭しても

「だって俺のじゃないんだもん!!!」

の一点張りで、頑として譲りません。

仕方なく私がゴミ箱に捨てに行ったのでした。



マリエル先生のソーラーリターン・リーディングを12月8日に受けてから、どこか釈然としないでいました。

月が表す自分の感情(具体的には不機嫌と怒り)をどう扱うかがとても重要

と言われたのです。

言われて初めて気付きました。

不機嫌と怒りは親由来のもの

親からの呪として受け継いでしまったもの

そう落とし込んでいたことに。



だから “自分の” 感情という表現に拒否反応が出たのです。



納得できずに突っ込んで質問してみても、断言はされませんでしたが、やはり

“私の” 不機嫌と怒りが親に投影されている

というニュアンスの回答でした。



以前、自分マスターゼミナール『親からの呪』に取り組んだ内容をFacebookにシェアしたとき、講師のひろ子さんがこんなコメントを残してくれています。

人は外を観ることには慣れているけれど、なかなかその視線を内側に向けることは難しいものです。

ゼミで扱ったのは、自分から観た親(主観的、内的に映し出している親)を元に自分を探求するというものです。

親に対する分析ですら自分の投影かもしれないことに気付きながら、丁寧に自分を観察していくこと。

それが自分マスターにとっては重要。

この回では、自分ではないものに気付くための検査試薬として『親からの呪』というテーマが使われました。

真の望みを生きる方向へシフトするためのワークですから、自分ではないことが分かれば、それがどこから来たのかは重要ではないし、そもそも出処を正確に突き止めるのは不可能です。

しかしこの記事

を書いたときの私は、大事なプロセスをすっ飛ばし

このウイルスの感染源は親

というラベルを採取した試験管に貼って、ワークを完了させてしまったのかもしれません。



本当にしなければいけなかったのは

私の中のTくん

=誰が置いたか分からない、でも目の前にある紙クズの処理を断固拒絶した等身大の自分

に気付き、受け入れることでした。



実に手強いです…臭いものに蓋をして隔離する癖。

含んで統合していくことでしか本質へ還れないのに。



マリエル先生は感情を

非常に繊細で脆弱な部分

と説明してくれました。

そういえばTくんは、何かにつけて気難しく、面倒臭い子だったなぁ。



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