『そんなことないです』は失礼!上手な【謙遜】の仕方
誰かに褒められた時に、謙遜のつもりで『そんなことないですよ』って応えるのは、実は逆効果。
むしろ、【相手の考えを全否定している】ので、褒めてくれた方も、実はあまりいい気はしません。
例えば、あなたに推しのアイドルがいるとして、そのアイドルのことを何の気なしに『あの人、格好いいよね』と言った際、相手から『えーそんなことないよ』と笑顔で言われたら、ちょっとゲンナリしませんか?
それと同じで、褒められたのがあなた自身であっても、頭から否定してしまったら、褒めてくれた人は多少なりとも不快な気持ちになります。
【極端な例】
Ami「ねぇ、Rikaさんってスタイルいいですよね!」
Rika「えー!そんなことないですよ!」
Ami「でも腕とかすごい細いし、ほら!」
Rika「いえいえ、私なんか全然ですって!」
Ami「いやー、でも、ほら…なんかもう…」
Rika「……」
Ami「…じゃあスタイル悪いのかな」
Rika「あ、はい…スタイル悪いです私」
でも、褒められるとつい『いえいえ!』とか、『そんなことないですよ』と、否定形の言葉が出てきてしまう人は、卑屈なわけではなく、普通に謙虚なんだと思います。
ただ、そうは言っても『どう返していいかわからない』と思うので、このノートでは、【謙遜しつつも褒められたことをきちんと受け止める方法】を教えます。
①普通に喜ぶ
一番オーソドックスで手軽な反応。
・『本当ですか?ありがとうございます!』
・『そんな風に言っていただけて嬉しいです』
など。
ちなみに私の場合は
・『マジでwww』
・『そうでしょ?』
・『ありがとう』
といったフレーズをよく使います。
2.相手を立てる
逆に『褒めてくれたその人』を立てるパターン。
でも、『いえいえ、あなたこそ~』と適当にカウンターを打つんじゃなく、きちんと目の前の現実に基づいて、相手のいい所を褒め返すやり方です。
・『ありがとうございます。そこに気づいていただけるなんて、観察力すごいですね!』
・『こんな些細な特技を褒めてくれるなんて、優しいですね』
など。
ちなみに私の場合は、
・『そこに気づくとは、やはり天才か』
・『優しい!www』
なんていうふうになります。
3.驚く
『まさかこの程度で褒められるなんて、思っていなかった』と、驚きで返すパターン。
・『え、本当ですか!?そんなこと言ってもらえたの初めてです!』
・『ええ!?ありがとうございます……!自分では上手いと思えなかったので、褒めてくれる方がいてビックリしています!』
ちなみに私の場合だと、
・『今更!?』
・『あ、これ褒めポイントなんだ』
など。
4.糧にする
今ここで褒められた経験を糧に、成長していく意志を表明するパターン。
・『ありがとうございます!でもまだまだ上が見えているので、これからも応援してください!』
・『実は褒められて伸びるタイプなんですw』
などなど。
私の場合
・『よろしい』
・『ああん』
(※今このノートを書きながら私が普段いかに絵文字に依存しているかを痛感中)
5.あえて図に乗る
逆に、嫌味っぽくならない範囲で、あえて『図に乗った』せりふで返すパターン。
・『知ってる!』
・『もっと褒めて』
私の場合
・『可愛いやろ』
・『天才だもん』
まとめ
どのパターンを使うにしても、誰かに褒められたら
①まず感謝する
②正直に喜ぶ
という2点を必ず表明するようにしましょう。
『きちんと謙遜する』って、定型文で済ますことができないので、あなた自身の『褒められて嬉しい気持ち』と、褒めてくれた相手の『褒めたい気持ち』を、どっちも心から尊重してあげてください。
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