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【多声類】エイプリルフール予告「にゃんこ博士の恋愛心理学」

にじかげ
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2023/3/9収録。
この度、グラフィック、キャラクターデザイン、ボイス、シナリオを全て自分が担当した動画チャンネル「にゃんこ博士の恋愛心理学」を作ることになりましたので、予告音声をお披露目します。
予告の没頭からとんでもない事になっています。
恋愛や婚活中心で主に20代~30代の婚活女子をターゲットにしたとても役立つ内容です。そのため女性向けですが、男性もそれなりに楽しめます。
心理学の研究をしている化け猫のにゃんこ博士と、霊感が強く占い師の猫又のウララ先生がダメレディース達を結婚できるまでサポートやアドバイスします。
チャンネル登録よろしくお願いします!

…というのは嘘です。エイプリルフールでした。
私が本当にやってみたいと思っている動画チャンネルのジャンルとは全く違います。
このキャラ達は2015年くらいから頭の中にいましたのでようやく形にできました。最初はにゃんこ博士と森華ちゃんだけだったのですが、いつの間にか関連するキャラがどんどん増えました。毎度ながらファンタジー要素はあるのですが、ダメレディースの設定が割とリアルです。
でも、この作品は需要があるのでむしろ今までやったエイプリルフール予告の中では一番実現した方がいいかもしれないです。Plottさんのアニメ動画みたいな感じのをイメージしているのですが、アニメにするにしても、外注化は必須だろうし、ものすごいお金と時間がかかってしまうので、ストーリー公開するなら今の所、文章とか別の形でやった方がいいかもしれないです…。
…そして、とある一番必須の条件をクリアできれば実現できるかもしれない。

というか今回予告時間思ってた以上に長すぎた!これじゃあ予告じゃなくてボイスドラマだよ!

BGM:DOVA-SYNDROME いまたくさん 秦暁さん
BGM:H/MIX GALLERY 秋山裕和さん
BGM:甘茶の音楽工房 甘茶さん
BGM:PeriTune むつき醒さん


台本用意してありますが、今回のは長いのでかなりハードル高いです。
難しいの挑戦したい方、どうぞ。


枡上森華(ますかみもりか)「私の名前は枡上森華33歳。彼氏の川部洋一さんとは付き合って1年目、そろそろ結婚の話が出てもおかしくないかもしれない…そう思っていたのに…」

(ガチャっとドアを開ける音)

奥さん「ちょっとあなた誰よその女?!」

川部洋一「な、なんでお前がこんなところに?!」

奥さん「あなたが最近ずっとおかしいから調べていたのよ。やっぱり他に女がいたのね!ちょっとそこの女!不倫として訴えてやるわ!慰謝料きっちり払ってもらうわよ!」

森華「そんな!私は洋一さんが既婚者だって事は知らなかったのよ!洋一さん、私の事をだましていたの?」

奥さん「はぁ?今更見苦しい言い訳ね。人の家庭を壊しておいて何を言っているの?あんたの感情はどうでもいい。私は傷ついたんだからさっさと慰謝料払うべきだろこの泥棒猫!」
(ぶたれる)
森華「きゃあ!」

森華「まさか付き合ってた彼氏が既婚者だったなんて…
思えば私は誰と付き合っても上手く行かなかった…
相手との価値観が合わなくて衝突を起こしたり、ちょっとした事で浮気されているんじゃないかって不安になったり…
それでも結婚したいという気持ちがあったから婚活は諦めずに続けていたし自分磨きも頑張っていた。
それなのに…やっと結婚できると思っていたのに知らずに不倫をした上に慰謝料を請求されるなんて…」

森華「私はただ、幸せになりたかっただけなのに、どうして上手く行かないの?こんな大金の慰謝料なんて払えない。私は幸せになれないんだ。もうこんな人生に生きている意味がない。…死のう。」

私は泣きながらビルから飛び降りた。
これまで経験したことが走馬灯として蘇ってくる。
もうこれが最後だと思った。

にゃんこ博士「駄目だよ、森華ちゃん!」

だけど…私は死ななかった。
謎の光が、私を包み込んだ。

森華「ん…?ここは?」

にゃんこ博士「わあ!森華ちゃん!目が覚めたのにゃ!」
ウララ先生「全くお兄ちゃんは相変わらずのお人よしですみゅ。」

森華「猫が喋ってる?!あなた達は誰?」

にゃんこ博士「僕は化け猫のにゃんこ博士だにゃ!人間の心理学を研究しているのにゃ。」
ウララ先生「あたちはにゃんこ博士の妹、猫又のウララですみゅ。占い師をやっているんですみゅ。あたちの事はウララ先生って呼ぶですみゅ。」

森華「にゃんこ博士に、ウララ…先生?あなた達が私を助けてくれたの?」

にゃんこ博士「だって自殺はダメ絶対なのにゃ!森華ちゃんは自殺する理由なんて何もないのにゃ。止めるのは当然なのにゃ!」

森華「生きていたっていい事なんかないよ!私は既婚者と知らずに付き合って知らずに不倫したからこれから私はその人の奥さんに訴えられて慰謝料を支払わないといけないのよ!そんなお金なんてないわよ!」

ウララ先生「あー、あのね?その場合慰謝料は支払わなくてもいいんですみゅ。」

森華「えっ?」

ウララ先生「よく考えてみるですみゅ。今回のケースは奥さんも被害者だけど、森華ちゃんも被害者なんですみゅ。奥さんが現れるまで森華ちゃんは洋一っていう男の事、既婚者だってずっと知らなかったんでしょ?」

森華「でも奥さんは私の事不倫で訴えると言ってたよ!あれは何なの?」

にゃんこ博士「うーん、奥さんの立場からしたら感情的になるのも当然だし慰謝料を請求したくなるのも当然だにゃ。この場合、既婚者だと知らなかった証拠を集めたり、不倫問題を扱う弁護士に相談する必要があるのにゃ。」

ウララ先生「だから本当に訴えられるべきなのは森華ちゃんじゃなくて、頭の中が下半身だけで出来ているような下品なゴミクズ男の洋一って男が訴えられるべきなんですみゅ。
むしろこの場合、森華ちゃんがその男を訴えるべきですみゅ。
あたちだったら慰謝料がっぽり請求してその男の人生を台無しにしてやるですみゅ。」

にゃんこ博士「そうなのにゃ!そんな男のために人生を棒に振ったらダメなのにゃ!僕たちが協力するのにゃ!」

森華「ありがとう!にゃんこ博士!ウララ先生!」

こうして私はにゃんこ博士とウララ先生の協力のおかげで今回の件は円満に解決することができた。
だけど…

森華「…また新しい出会いを探さないといけないのか…この歳じゃもう結婚なんて無理だよ。」

にゃんこ博士「諦めちゃだめだよ!婚活はね、何歳になっても続けることが大事なのにゃ!」

ウララ先生「まあ、せっかく会った縁だから森華ちゃんが結婚できるまで協力してやってもいいですみゅ。」

二人(?)の言う事はとても勉強になったので同じ恋愛の事で悩んでいる友達にも紹介することにした。

夜野音鳥(やのねとり)「ぎゃはは!森華、既婚者と知らずに付き合ってたの?気にすんなって!あたしには日常茶飯事だけどねw」
森華「この子は夜野音鳥。高校時代の同級生。一度も彼氏が途切れたことがない。バツ2で子供いるんだけど、みんな父親が違うんだ。でも昔から人気コスプレイヤーでスタイルいいし美人だから男が放っておかないんだろうねー。毎回違う男連れてくるんだ。」

ウララ先生「あたちは音鳥が苦手ですみゅ。どうも近くにいると嫌な感じがするですみゅ。なんか…赤ちゃんが怒っているような感じがするですみゅ。」

夜野音鳥「ああ、それきっと中絶した子かもしれない。」

ウララ先生「うげぇー!だからか!!一体何人水子がいるんだよ!霊感の強いあたちにはキツイですみゅ!近づかないでほしいですみゅ!」


愛上モコ(あいうえもこ)「私、ずっとこのままなら…いつか魔法使えるようになるかも…」
森華「この子は愛上モコ。高校時代の同級生。彼氏いない歴=年齢で一度も男性と付き合った事がない。絵がとても上手くてBLが好きで漫画家をやっているの。自分の好きな事で稼げるって私はモコのそういう所が羨ましいなって思う。」

愛上モコ「…あの、男性と一度も付き合ったことない私でも結婚できるの?しかも趣味があれだし腐女子だしブスだし…」

にゃんこ博士「経験がないのは関係ないのにゃ!」


杉並つくし(すぎなみつくし)「困っている人は助けないと。それって人として当然でしょ?」
森華「この人は杉並つくし。私の一つ年上の高校時代の先輩。お金持ちのお嬢様で育ちが良くてとても優しくて包容力もあるいい人なんだけど、何故か結婚できない!どうやら尽くすのが好きで人が良すぎて、それで男をダメにしているタイプみたい…」

にゃんこ博士「むしろ心理学的に言えば、女性は男性に尽くされる人間になった方がいいのにゃ。」

杉並つくし「うーん、それって自分の本質と違うからそれがなかなかできないのよね~」

高望このみ(たかもちこのみ)「やっぱ彼氏にするならハイスペックっすよ!」
森華「この子は高望このみ。私の職場の後輩。可愛いけど、やけに理想が高すぎる。彼氏にするなら絶対年収1000万は必須だし、顔もイケメンじゃないと嫌なんだって。」

ウララ先生「ハイスペックが絶対いいというわけじゃないですみゅ。もう少しこの条件のランクを下げた方が、このみちゃんにとって今後いい出会いがあると思いますみゅ。」

高望このみ「嫌!自分の人生がかかっているんだから絶対に妥協はしたくないっす!若いのは今のうちなんすから!」

グラフィック、キャラクターデザイン、ボイス、シナリオをすべて作者がこなす物語。
恋愛と婚活をアドバイスするアニメチャンネル
「にゃんこ博士の恋愛心理学」

にゃんこ博士「さあ、あとは実践して行動あるのみにゃ!」

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