なでしこ1部、群馬vs愛媛
2022年5月29日、アースケア敷島サッカー・ラグビー場を会場に、
2022なでしこリーグ1部第11節
バニーズ群馬FCホワイトスターvs愛媛FCレディース
の試合が、13時キックオフで開催されました。
なでしこリーグも写真掲載可に
上記の通り、2022年5月26日からなでしこリーグの写真に関するルールが大幅に変更されました。群馬もローカルルールはなくリーグの新規定に従い、愛媛も独自ルールはHPに記載されていないので、プレー中を含む両チームの選手写真をnoteで掲載させていただきます。基本、自分のInstagramアカウントからの引用（画像容量節約の為）です。
会場の様子
5月終盤、午後1時からの試合。
チケットやグッズ販売は午前10時30分頃からだったのだが、既に暑い。猛烈に暑い笑。天気予報で覚悟はしていたが・・・。そのせいか、最終的には観客348人とまずまずの入りだったものの、出足は遅め。お陰でこの日発売の限定グッズ「サイン入り缶バッジ」は一番乗りで購入。元パルセイロレディースの小髙選手と小泉選手の2つを購入。
この日からなのか、初めて見るイエローの移動販売車が。後からいつもの海鮮食堂縁さんの車も。スタグルが2台に。旗がたなびき、グッズも沢山の種類が売られ（売り切れも）、スタグルも選択肢。バニーズもなでしこリーグ1部仕様に少しずつ変化しているような気がします。あとはユニの販売と、HPのお問い合わせの反応をもう少し・・・。まあお問い合わせはかつて半年音沙汰無かったから一週間くらいは全然（マヒしてる）
さて、バニーズ群馬FCホワイトスターは1部昇格1年目。開幕戦で前年準優勝スフィーダ世田谷FCから金星を挙げたものの、以降は勝ちが遠く、しかし5月に入り連勝で勢いに・・・と思いきや、この日の試合の前節はアウェーでセレッソ大阪堺レディースに0-10という記録的大敗を喫し、上記お知らせのように岸本ヘッドコーチが退団。シーズン真ん中で今後を左右しかねない試合になりました。
試合前
試合前練習の様子。
大敗の後で変化を求めてくるかと思いきや、バニーズは小嶋選手と大矢選手を入れ替えたのみでほぼ前節と同じスタメン。対する愛媛は、最後の写真でスタメンに名を連ねていた8番のキャプテン松本選手が、アクシデントなのか練習後に14番平塚選手に変更のアナウンス。
※公式記録では試合2日後に追記があり、松本選手は「登録外だったが登録されてしまっていたため削除」とのこと。登録外の選手をわざわざ遠征に連れてくるとは思えず、うっかりミスか・・・。キャプテンなのに。
いつもより、若干緊張感がある選手入場。
前半
試合は、愛媛がボールを長く保持し、それを奪った群馬がカウンターという流れ。愛媛は上手くパスを繋いではいるものの、ゴールエリア近くでの崩しや仕掛けがなかなか嵌らない。逆に群馬はバックラインや中盤の底からの中長距離パス1本で局面を打開しようとし、それが結構な確率で成功。FW佐藤選手が抜け出した場面は、ループシュートが惜しくもゴールの上。
あと、上記インスタの写真にあるように、前半途中群馬側のスタンド手すりにカラスが。敷島公園は森が多く、カラスが飛んでいるのは以前もあったけど、試合中に観客の目の前に来るのは1年半くらい来ていて初めて。でもサッカー協会のエンブレムが八咫烏（ヤタガラス）であるように、サッカーでは縁起が良かったのかもしれません。
26分、小松選手が蹴ったロングフィードが綺麗に塩谷選手におさまり、やや角度は詰まったもののGKと対峙してシュート。弾いたこぼれ球を佐藤選手が押し込んで群馬が先制。前半は1-0で折り返す。
後半
後半も前半と同じく、愛媛がポゼッション指向→群馬カウンターは変わらず。ただ、お互いチャンス（ピンチ）の回数が増えていく中、群馬に大チャンス。
67分、途中出場の内藤選手のクロスがエリア内で愛媛DFに当たって転がったところに、大矢選手がノーマークでダイレクトシュート。ゴール右上に突き刺さり、大矢選手は古巣相手に嬉しい群馬移籍後初ゴール。
その後、立て続けの選手交代で流れを引き戻した愛媛に1点返されるものの、そのまま2-1で群馬が愛媛に勝利。愛媛にとっては苦しい4連敗となってしまった。
インタビュアーさんも言っていたが、かなりの人見知り感を漂わせる大矢選手、そしてやや熱中症気味の佐藤選手に代わってキャプテンの高塚選手、2人が試合後インタビュー。
シーズン半分を終えて
この勝利で、試合数がずれてはいるものの群馬は12チーム中6位まで浮上。愛媛は順位を下げ10位に。現在、大学時代に経験はあるというもののボランチが本職の小泉選手がCB（そしてコーナーも蹴ってて大変そう）をやっている群馬。CBやCFは元々層が薄い（昨年の主力が移籍や引退でごっそり抜けた）上にケガ人も多い。小泉選手が一列下がり、その穴埋めに小松選手が下がり、昨年5得点を決めた小松選手の得点力もやや活かせなくなっているように見える。WEリーグがシーズン終了して契約満了した選手の発表が続いている今、アタッカーやCBを補強するというのはアリだと思うが・・・。さてどうなるでしょう。
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