ミニバインダー比較 キングジム編
推し活アイテムの中でも私が最も謎な存在だと思っている3穴ミニバインダー。
何に使うのか?
文具としても収納アイテムとしても中途半端なミニバインダーを比較レビューしてみようかと思います。
今回はキングジムさんから発売されているファブラブシリーズのミニバインダーをレビューします。
少々小ぶりで値段も高めですが、他社のミニバインダーを嘲笑うかのような圧倒的クオリティーです。
サイズ 約112(W)×119(H)×30(D)mm
税込¥1430
made in china
表と裏表紙のポケットには好きな紙物アイテムを入れて表紙にする事が出来ます。
バンドは短めなので収納力より安定感を重視している気がします。
表紙のポケットに網が入っている為、型崩れしにくくガッチリしてます。
表紙(裏表用)
取説2枚
ファイリング用ポケット
紙リフィルが無いのは面白いです。
ファイリング特化型でしょうか。
キングジムらしいです。
ポケットリフィルは別売りもあるので追加可能。
白色塗装がされています。
個体差で購入品は上の金具がグラグラしてました。
個体差は出ますが、縫製はかなり綺麗な方だと思います。
縁に使われている生地も他メーカーより目地が細かく張りがあります。
それから発色がとても綺麗です。
バンドを縫い付けてある糸も黄色です。
それからバンドの端は切りっぱなしではなく加工がされています。
丁寧な仕上がりです。
既に触れていますがバンドが短いので、はち切れんばかりにリフィルを綴じたい方にはお勧めしません。
パンパンに膨れた手帳やトラベラーズノートがカッコいいと思ってる人って多いんですよ。
そういう人には向いてないですね。
チャームを着ける穴は上部に1箇所。
塗装されたハトメのリングが装着されています。
かなり拘ったデザインです。
ちなみにリフィルは出し入れしやすいデザインになってます。
その分サイズが限定されますのでご注意。
オタクなら大体皆んな持ってるアートコースターを表紙に入れてみました。
サイズはギチギチですね。
上から見るとギリギリなのがよく分かります。
【まとめ】
今回比較した中で最もクオリティが高いです。
発色も良くビニール素材特有のヘタリ対策もされています。
過剰なファイリングで本体に負荷が掛からないようバンドを短めにしているので安定感もあります。
ビニール部分に切りっぱなしの箇所が一つもない点も凄いです。
とにかく黄色の発色がとても良いです。
悪い点はキングジムと言えばガチの事務用バインダーを作っているメーカーなので、そのノウハウを活かしたせいで厳つくなっている事。
網のせいで全体の透明度が下がり、あまり可愛くない。
安定感と保護力を追求したせいなのか、ファイリングできる量も圧倒的に少ない。
クオリティ重視なので少々割高。
物の価値が分からない人には向いてない商品に仕上がってます。
あと売っている店が少ないです。
でも私は圧倒的に良いと思います。
黒を出して欲しいです。