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【書評】ストーリーとしての競争戦略⑤

楠木建先生のベストセラーである「ストーリーとしての競争戦略」を纏めと感想の第5回目です。

前回は競争戦略におけるストーリーとは何か、ストーリーの5Cとは何かをみました。ストーリーの5Cとは、

①競争優位性
②コンセプト
③構成要素
④クリティカルコア
⑤一貫性

でした。この5つを聞いただけではわかりずらいと思うので図にしてみました。

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得意のサッカーに例えています。競争戦略のストーリーはコンセプトでキックオフ(スタート)して競争優位というシュートまでもっていきます。他社との違いを構成要素というパスでつなぎます。ゴールを決めるには相手に取られないような(模倣されないような)キラーパスが重要です。そしてストーリー全体の一貫性が筋の良いストーリーを作り上げます。

こうして作られた競争優位性は長期にわたって持続可能な利益をもたらすはずです。

今回はストーリーの5Cの全体俯瞰を図式化してみました。次回はこの5Cそれぞれについてみていきたいと思います。つづく。。


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