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時間の長さ

LINEを送り、瞬きをしたら、3分たっていた。


これは、つい先ほどの事。


「時間の流れは、本当にいつも同じなのか?」と、思わせられる出来事。

今の仕事を始めてから、休みと仕事の境目が曖昧になった。

しかし今日ほど、それを感じたことはない。


妻とLINEのメッセージで、この不思議な時間感覚の理由を、探っていた。

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僕「休み明けって、長く感じるはずやのに。今日は時間が経つのが早いねん。なんでやろなー?」

妻「ホンマにそれー。頑張って、早く(仕事を)終わらせないと、時間がすぐに経ちそう…」

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「頑張って、早く…」という言葉。

このやり取りで、「ハッ!」とした。

今日の僕は、ぼーっとしてるのだ。


時間の流れは、いつも変わらないはず。
でも「今日」の僕には短く感じる。

その理由は、「今日の僕」の思考速度が遅いから。

ぼーっとしてるから、いつもより考える速度が遅い。
一つの事にかかる時間が、長くなる。

その結果、時間が「一瞬」で過ぎる感覚になる。


もちろん、他にも理由はあるとは思う。

やりたい事が沢山ある。
やらないといけない事も沢山。

いわゆる、タスクに追い立てられるというやつ。

1分が、長いと思う日もあれば、10分が一瞬という日もある。

その違いは、様々なれど。

タスクが多い事、それに自分が追いついていない時は、時間に「置いてけぼり」にされる。

逆に、何もタスクがない場合は、長く感じるのかもしれない。


とは言っても、理由がわかったところで、時間の流れを止める事はできない。

時間に抗いながら、やるべき事、進めないといけない事を、順番に解決していく他ない。


僕の時間について、納得がいった。



ただ、ここで、ふと気がついたことがある。

それは妻も、同じ感覚でいるということ。
自分だけなら、まだしも。

「今日の時間経過」について、他者も同じ感覚でいる事が、不思議でならない。

ともすれば、今日という日が、そういう時間経過なのか。

それとも、同じ釜の飯を食べてると、そうなるのか。


時間というのは、まだまだ不思議がいっぱいだ。

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