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【完全無料】 国費留学生のベールに隠された真実 01

皆様こんにちは!琳央です!

ずっと書きたかったこのテーマについてついに情報解禁します!

今回は「国費留学生のベールに隠された真実 01」と題してこれから長く続くnoteの導入をしてみたいと思います。

「国費留学生」とはなかなか聞かない言葉かもしれませんが「国の費用」なのでなにかすごい感じがしますよね!

また右翼界隈では留学生に対する日本政府の過度な奨学金の支援が批判の的となっています。

ここまで国費留学生の仕組みや実情に精通している大学生は恐らく私だけなのだはないかという(謎の)自負をしています。そんな私が忖度なしで、事実をぶっちゃけるnoteとなっております。
(全編を通して私は中立的な視点で話を進めます。)


あなたはだれ?


私について簡単に自己紹介させてもらいます。

私は大阪大学に工学部の学部生として在籍しています。専攻は情報工学で、人工知能と人間の行動に関する研究を行なっています。また、AI関連のベンチャー企業でインターンシップもしてます。

元々文系で、国際系の学部に行きたかったのですが何を思ったか正反対のAIの研究という道を選んでしまいました。その反動で阪大でも留学生と積極的に関わるようになって国費留学生とも仲良く交際しています。

なぜ私が国費留学生のことを知っているのか?

大阪大学には、「留学生チューター」というアルバイトがあります。これは包括的な意味での「留学生」を指導するチューターではなく、「国費留学生」のチューターという意味です。つまり、国費留学生の日本語の勉強のサポートや、生活の悩み相談に乗るというアルバイトです。

私はこのアルバイトを通して多くの国費留学生と交流を持ちその制度や勉強している内容、そしてテストの仕組みなどあらゆることを聞いてみました。

ここで注意しておきたいのは、
ここでの「国費留学生」は「大学の勉強をしている」訳ではないのです。

この点について説明します。

まず国費留学生はそもそも日本から受け入れ許可をもらった直後に、直接日本の大学に通うのではありません。

彼らは「予備教育」という1年間の独自の教育プログラムを受けなくてはいけず、(例外はあります)その時の成績によってさまざまな国公立大学に振り分けられます。

これは東京外国語大学と、大阪大学で行われています。
(大阪大学には、総合大学で唯一の外国語学部があり、独自のキャンパスが存在します 正確な理由は知りませんが恐らくこのことが関係していると思います)

ここでどういう教育が行われているか、については別記事で書きますが、とりあえずここで押さえておきたいのは彼らはまるで浪人生活のようなことをしているということです。

私がこのnoteを書くに至ったきっかけ

今年の7月に𝕏を見ているとこのようなポストが流れてきました。

出典 https://x.com/N4er5BANKPkQFQe/status/1679680116899868674?s=20

この方が書かれていることに誤りはありませんし、批判をするつもりは一切ありません。しかしながらコメント欄の方をみると「私費留学生」と「国費留学生」を混同していて、批判されている方が多く見受けられました。

そもそも日本人学生が奨学金という名の借金をしている現状が散見される中、このような議論が巻き起こること自体は当たり前だと思います。

ですが、私費と国費の留学生を一括りにして批判するのはおかしいことだと感じます。そして、そもそも国費留学生という存在に対しての理解が社会全体で不足しているのではないか??と思い始めました。

私がこのnoteを書く目的


みんな前提条件が違うので、意見が違うのは当たり前です。
ですから、議論が巻き起こるのだと思います。

議論をするのは素晴らしいことですし、谷本真由美氏がおっしゃるように議論の場として𝕏は素晴らしいプラットフォームだと思います。

しかし、議論をするときにそもそも情報がないとお話になりません。

国費留学生の議論はたびたび現れますが、その度に十分な情報を持っていない人たちが延々と議論しているのは両者にとっても不毛なことだと思います。

ネットで調べても十分な情報は出てきません。
国費留学生自身も情報発信をしていないようです。
ベールに包まれた存在、それが国費留学生という存在なのです。

議論をするための「情報の原材料」を私が提供したいと思っています。
(もちろん、取材する中で得られた情報を整理していますが情報を加工して一方的な主張は一切しません)

つまりまとめると、
『国費留学生に関する議論があるのは良いことだ』という私の立場で、
 その議論を活発にするための客観的な情報を提供する」
ために私はこのnoteを書きます。

これからの掲載内容


まず客観的な情報を公開予定です。

  • 彼らが国費留学生に受け入れられるまでの過程

  • 国費留学生たちの目的と進路

  • 彼らがもらえる奨学金

  • 国費留学生の規模感

  • 1日の流れ(予備教育)

  • 日本語力とクラス分けの仕組み

  • 授業の内容

  • 日本語の授業の内容

  • 大学へ入るためには?


そして留学生自身に聞いたことも含めるやや主観的な内容として以下のようなことが公開予定です。

  • 特に大変だったこと

  • 日本語で苦労していること

  • 大学での同級生との交流関係

  • 国費留学生に対しての【肯定】【否定】の意見と、私自身の意見、そして国費留学生自身の意見

  • 私が感じる留学生たちの学問へのモチベーションと能力


今回取材したのは現在の国費留学生と既に卒業して大学に通っている元・国費留学生合わせて12人です。
zoomで話を伺った方や、東京まで会いに行った方も含まれます。

彼らの性別・国籍は許可を貰った方のみ提示します。
また、彼らの個人情報保護のため、内容の整合性に関与しない箇所で一部の個人情報を意図的に変更しています。ご了承ください。

また、彼らは外部に漏らしてはいけない資料も保有していますが、その情報に関しては私は一切触れません。

最後に

発信力に乏しいアカウントですので、この記事が「面白い!」と感じられた方は𝕏をはじめとする各種SNSで拡散していただけると嬉しいです。

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