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なにもしない、をやってみた。

(この記事は2分で読めます。)

こんにちは。
ジェンダーレス母ちゃんの中村 炎です。

*


今日は お休みだった。

お休みの日でも、子どもは預けると決めている。

これも、数年前の私には出来なかったことだ。




母子の時間が一番大切だと思っていた

数年前、上の子を産んで半年で職場に復帰をした。

私を輝かせてくれる仕事が何よりも好きだった。


とは言え、まだ生後半年。

お母さんとの時間が何よりも大切!と、
終業したら猛ダッシュでお迎えに行き、
休みの日には、二人きりの時間を過ごした。


その時は、それだけが幸せへの道だと思っていた。


その時は、自分にとってそれが最善だった。


転機は下の子妊娠

下の子妊娠中の体調は本当に最悪だった。


8ヶ月間、ほぼ寝たきりで過ごし、
何も出来ない絶望を毎日感じていた。

下の子を産んで半年、
私はまた、大好きな職場へ戻った。


私は変わっていた。


何も出来なかったあの日々を取り戻すように、
健康に感謝して、自己犠牲の類は一切やめると決めた。

それ以来、休みの日は、子どもたちを預けて、
8時間しっかり自分の時間にさせてもらっている。

この8時間には、自分のしたいことをする。


芸術に触れる、
病院に行く、
買い物に行く、
整体に行く、
掃除をする、
美容室に行く、
料理をする、
本を読む、
趣味に没頭する…


どれもこれも、幼い子供が家にいては できにくいことばかりで、
この8時間は、私を保ってくれる大切な時間になった。


今の自分がやりたいことだけをする。


毎回 自分に尋ねる いい時間。



いつも8時間を有効に使おうと必死になった。

そうでなければ、子どもたちや、保育園の先生に申し訳ないような気がして。


だから今日も、あそこに行ってこれを買ってそれを使ってこれをして…と計画していた。


ところが。


いざ下の子を送り出してみると、
どうにも気が進まない。

まるで、誰かがストップをかけているような感覚になった。


こういう時は、立ち止まろう。


珍しくそう思えて、今日は本当に何もせず過ごしてみた。
(ひたすらゴロゴロと鬼滅の刃を読んでいたよ。)


時間を有効に使えなかった罪悪感は少しあるけれど、
きっとこれも、神様が教えてくれたこと。

【なにもしない時間にも、
                      価値があるんだよ】


また、新しい自分に気がつけた気がする。


たまにはやってみるのもいいもんだな。


なにもしない、を。

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