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梅を愛でながら本当の春を想う

風も無く
柔らかい日差しの
うららかな休日
ぶらりと天満宮にもうでた

日差しも暖かく風も無く
ほんに良い日和ひより
鼻歌がマスクの中でこぼれる

境内けいだいの梅の木に
花が咲き始めている
幸せな気分をしばし満喫…

世界では…
コロナ禍の風潮が未だ引かず
他国への侵略まで始まった

そんな嫌な出来事を
一時いっときでも
忘れさせてくれる
うららかな冬の終わり
そして始まる春…

マスクと共に迎える
三度目の春

この境内に
梅が咲き桜もじきに咲く
マスク無しでいっぱい
花々の香りを吸い込みたい

あちこちで
マスクなど必要の無い
人々の笑顔の花が咲き誇り
満開を迎える春は
いつになれば
やって来るのだろう…

天満宮をいろど
梅の花をでながら
マスクの中の口元は
いまだに冬を感じてしまい
完全な春を求めてる…

マスクのいらない春よ来い…

早く来い…

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