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私たちのとうびょうき

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「私たちのとうびょうき」は、弁護士・青木志帆さんと新聞記者・谷田朋美さんによる往復ウェブ連載。慢性疾患と共に生きる二人が、生きづらさを言葉に紡いでいきます。
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記事一覧

10.難病者がはたらくということ(青木志帆)|私たちのとうびょうき:死んでいないの…

ちょっと季節の変わり目で、谷田さんの体調が整わなかった関係で、2回続けてアオキがお送りし…

現代書館
3か月前
44

9.「一人前」へのあこがれ(青木志帆)|私たちのとうびょうき:死んでいないので生き…

いろんな意味で生産性に乏しい私たちですがまさか、この「とうびょうき」でインクルーシブ教育…

現代書館
5か月前
30

8.「弱さと向き合う」居場所(谷田朋美)|私たちのとうびょうき:死んでいないので生…

私を排除しないで、病気の私のそばにいて――。青木さんのことばに大きくうなずきながら、それ…

現代書館
6か月前
59

7.「私の病気を理解して」?(青木志帆)|私たちのとうびょうき:死んでいないので生…

病名があってもただ患っていることは許されない私の難病者としてのスタートラインは、6歳の時…

現代書館
7か月前
48

6.診断に代わることばと出会う(谷田朋美)|私たちのとうびょうき:死んでいないので…

ようやく梅雨が明けましたね。雨にも風にも夏の暑さにも負けて、すっかり寝込んでいました。天…

現代書館
9か月前
91

5.「病気が分かってよかったね」?(谷田朋美)|私たちのとうびょうき:死んでいない…

私こそが、どタニマーですか! 確かに、「谷田がいるのは谷だ」ということに周囲はもちろん、…

現代書館
10か月前
83

4.「タニマ―」という生き方(青木志帆)|私たちのとうびょうき:死んでいないので生きていかざるをえない

病名がないことをナメていましたこの企画に谷田さんをお誘いした時は、「私と同い年で、病気がありながらも仕事でがんばっている人がいる!」という、単純に同士を見つけた喜びでしかありませんでした。でも、前回の谷田さんの原稿を初めて読んで、その次元の異なる苦労に、自分の安直さを反省しました。 「ただ患う」が許されない。その表現の裏に込められた切実な現実は、私のそれとはまったく異なるものに見えたのです。もし、自分の病苦――だるさだったり、気力のなさだったり、痛みだったり――が誰にも信じ

3.「ただ患う」が許されない(谷田朋美)|私たちのとうびょうき:死んでいないので生…

「病んでいる」ことを否定される幼いころ、闘病記が好きでよく読んでいました。いじめられっ子…

現代書館
1年前
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2.私たちの生存戦略(青木志帆)|私たちのとうびょうき:死んでいないので生きていか…

他人を巻きこんで自分語り私は、古くは法科大学院生のころ、ウェブログを「ブログ」と称し始め…

現代書館
1年前
91

1.青木さんと谷田さんのこと|私たちのとうびょうき:死んでいないので生きていかざる…

私が6歳だったある日、幼稚園の園庭で仲の良かった男児を追いかけまわしていたところ、顔面蒼…

現代書館
1年前
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はじめに|私たちのとうびょうき:死んでいないので生きていかざるをえない|青木志帆…

「とうびょうき」と聞いて、あなたはどのようなものを思い浮かべるだろうか。 子どもが突然が…

現代書館
1年前
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