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【国語トーク】国語と文体について。

 先日、threadsでこんなことをつぶやきました。

最近、「国語」という教科について、「文体を獲得するための時間なのではないか?」という思いを強めている。古文も、漢文も、そして文学も、そのために学ぶものだ、と。文体を獲得することのできた主体は、おそらく、ステレオタイプな差別の言説に惑わされる可能性が低くなる。

2024年1月21日の投稿より

https://www.threads.net/@koike_yoji/post/C2Wdu20PkBg/?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==

 どうしてこんなことを考えたか……と言うと、そのきっかけは、伊波敏男『ハンセン病を生きて』(岩波ジュニア新書)を読んだことです。

 なぜこの一冊を読んで「国語」と「文体」というものについて考えたか。ご興味を感じられた方は、以下の放送をお聴きいただければと思います。国語文体ヘイトスピーチ文学古文漢文……等々をキーワードに、あれこれおしゃべりしています。


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