日本語母語話者にとっての〈やさしい日本語〉
先日、駅で政治家が街頭演説をしながらリーフレットを配っていました。読むと、ものすごく良いことが書いてあります。その提言の一つ一つに、確かに…と思わせるだけの説得力がありました。けれど同時に、僕は、「ああ…これではいけない…」とも思いました。
なぜか。
専門的な熟語が多用され、ルビも解説も付されていないんですね。つまり、難解。読みにくい。
これでは多くの人の心に届けることはできない…そう、残念に思いました。この政治家や、あるいはこの政治家の所属する政党は、やはり程度の高い教育を