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【社員インタビュー #1】オンラインとオフラインを繋ぐ エンタメ企業マーケターのリアル

「世界中の人々の人生をより楽しく」というAspiration(アスピレーション:大志)の実現を目指している株式会社GENDAで働くメンバーに、実際の業務内容や入社理由、やりがいなどを深掘りし、社内のリアルな声をお届けします!
企画の第一弾は、半年前に入社しCPO室でプロダクトのマーケティングを担当している坂田さんに話を聞きました。

坂田 拓実
株式会社GENDA マーケティング&プロモーションプランナー

新卒で株式会社アサツー ディ・ケイに入社、屋外広告のバイイングを担当。その後事業会社でのプロモーションやサービス運営を経て、2022年10月にGENDAに入社し、グループ企業のマーケティング全般を担当。

- 新卒の頃から広告の仕事をしたいと思っていたんですか?

坂田:中学生の頃からゲームセンターが好きだったので、新卒で社会に出るタイミングからいつかゲームセンターにかかわる仕事をしたいなと思ってました。
就活のときも広告代理店に行くかアミューズメント企業に行くか悩んでました。その頃から徐々にゲームセンターが減っていて、それを盛り上げたいという想いがありました。卒論でもゲームセンターのことを書きました(笑)

ー 新卒でアミューズメント業界ではなく広告の業界に入ったのはなぜですか?

坂田:新卒時はまだ何もできない状態なので、その状態でアミューズメント業界に飛び込んでもなにもできないだろうと思っていました。
アミューズメント業界で活躍されている先輩がたくさんいる中で、盛り返しきれてない部分もみえるということは業界内だけでは解決できない課題があるんだろうと思って、それを解決できる手段、かつ自分のやりたい領域でスキルを身に着ける必要があると考え、広告を選びました。まずはマーケティングのスキルをつけた上で、そのノウハウをアミューズメント業界に活かす動きをしようと思い、代理店への入社を決めました。

ー GENDAに入社した理由を教えてください

坂田:代理店を退職した後にフードデリバリーアプリのマーケティングをしていて、そこでの業務が一段落し、事業のフェーズも変わってきていたため、そろそろ次のキャリアを考えようかなと思っていました。そのタイミングで元々知っていたGENDAの存在を思い出して調べ、マーケティング担当の募集をしていたので興味を持ってエントリーしました。

ー もともとGENDAのことは知っていたんですね

坂田:数年前に“SEGA”ブランドのアミューズメント施設運営事業を引き継ぎ、店舗名も“GiGO”(ギーゴ)に新しくなるというニュースを見てGENDAのことは知っていました。
新卒の頃から思っていた「外の知見を取り入れてアミューズメント業界をよりよくする」という自分のやりたいことと近い存在だなとは思っていました。なので次のキャリアを考え始めたときに自然と想起した企業だったという感じです。

ー 人数がまだ少ない組織に入ることへの抵抗はなかったですか?

(当時GENDAのCPO室は3人。2023年5月現在は4人と少しずつメンバーが増えています。)

坂田:ベンチャーと呼ばれる会社に長くいたので、少数精鋭の会社のほうがやりやすいなと思っていました。ただ将来的にやりたいと考えていた「ゲームセンター文化をよりよくする」「社会的認知を変えたい」みたいなゴールを考えると、一介のベンチャー企業には難しいだろうなとも思っていました。そんな中でGENDAは少人数組織でありながらグループとしては強力な基盤が既にあったので、自分のやりたいことや実現したいことができる環境だなと率直に思いました
もちろん社員もこれから増やしていくフェーズだと理解していたので、自分にとって理想の組織を作っていけるタイミングだとプラスに捉えていました。

ー 実際に入社して担当している業務内容を教えてください

坂田:今はグループ企業のマーケティングや企画まわり全般を担当しています。
具体的には、株式会社GENDA GiGO Entertainmentで運営している「GiGOオンラインクレーン」のアプリマーケティングや、GiGOのお店で使用できる会員アプリ「GiGOアプリ」のプロモーションを行っています。
最近ではGiGOアプリのプロモーションから派生して、店舗を巻き込んでGiGOの1周年キャンペーンを企画して施策の実施まで行いました。

今までは店舗と会員アプリとオンラインクレーンがそれぞれ独立していた部分が強かったのですが、全サービス結合して横断的な動きをしようとしています。
まさにこのあたりは自分のやりたかったことなので、今後も注力していきたいと思っています!

ー前職との違いはどのような部分で感じていますか?

坂田:主に2つ違いがあります。前職にはグループ内に広告代理店があったので最新の媒体情報や運用ノウハウなどはグループ間ですぐに共有できる手軽さがありました。GENDAでは代理店を使わず基本的にインハウスで運用しているので、そうした業界の最新動向をきちんとキャッチアップできるように意識して情報を取りに行く必要があると思っています。
もう1つは自社でお店を持っていることの動きやすさだと感じています。前職はデリバリーアプリをやっていて、店舗はあるんですがそこもお客さんなので、販促物を置いてもらうときなどは、基本「お願い」になるんですよね。GENDAはグループ企業と連携して運用をしているのでお店との連携が取りやすく、プロモーションをする上では運用がスムーズで仕事のやりやすさを感じています。

ー最近の業務で難しいと感じている部分はありますか?

坂田:プロモーションをする上でマーケティングチームとしてはROASを見ていて、お店も売上を見ているのですが、ボラティリティが激しく、左右される要因が色々あるのが難しいなと思っています。時期やお店に関しては天候なども要因になりますが、それ以上に景品やキャンペーンが多岐に渡るため、売上を予測したり広告費を調整したりするのが難しいです。直近ではかなりヒットしたキャンペーンがあり想定以上に売上が伸びたりする場合もあるので...そういう不確定なところをどう運用していくかはこれからの課題です。アニメなどの景品やキャンペーンとして展開しているので、その力をある程度予測したり、最大限引き出すところは面白いしやりがいだなと思います
単純な自社サービスのプロモーションというよりは、アニメなどの景品とかキャンペーンという材料をどう調理してアプローチしていくかを考える企画力のようなものが求められるのかなと思っています。なので、あまり数字だけを見ていても振り回されてしまうというか、数字だけではない定性的な思考や動きが求められる仕事だと思います
広告業界的には、年末や年度末の運用はきつくなると言われてたりするんですが、大型のIPキャンペーンがあるとかなり効果がよかったりと、セオリー通りではいかないところがあって難しいけど、そこが面白い部分でもあります。

ー 業務以外で行っているリサーチやルーティンはありますか?

坂田:ニュースやトレンドをチェックすることはしていないのですが、SNSで流れてくる広告を指を止めて見たりテレビや街中の広告を眺めたりは意識せずにやっています。また、そういう場所で見かけた広告やコンテンツは家族と壁打ちをして意見を交わしたりしますね。
最近だと広告ではないですが、「水曜日のダウンタウン」で「水曜日のダウンタウン 相変わらず違法アップロードされまくってる説」を放送した回が話題になっていて、録画でチェックしました。
僕は、「面白い企画をするなあ、ネット時代のTV番組の露出手法として上手いなぁ」と思って観てたんですよ。
そうしたら番組を観終わって横にいた妻が一言、「結局なんで違法ダウンロードが駄目なのか伝わらなかったね」と。僕はエンタメコンテンツとしての企画・PRという目線で観ていたので、その視点では見れていなかったなと、衝撃とともに反省をしました。
もちろん制作意図やターゲットありきの話なので必ずしもそれが良い悪いというものでもないですが、少なくとも僕は妻の感想を聞くまでは、番組企画について一面的にしか捉えられていませんでしたし、そういう時にやはり他の人と意見を交わすというのは大事だなと改めて思いました。

ー今後GENDAでやりたいことを教えてください

坂田:まずはグループ企業で持っている色々なプロダクト、お店を含めて一貫したコミュニケーションデザインをしたいです。現状『GiGO』というブランド、お店があって、会員アプリがあって、オンラインがあって、それぞれが分断されていてそれぞれのユーザーの方を向いているのですが、本来は同じユーザーがお店に行くこともあればオンラインで遊ぶこともあると思うので、それをきちんと繋いでいければと思っています。
それがユーザーにとって一番ストレスなく楽しんでもらえるような体験になると思いますし、そのためのマーケティングをするということが僕のやりたいことでもあり、やらなきゃいけないことだと思っています。
また大きい目標にはなりますが、エンタメ(アミューズメント)みたいなものに対する生活者の意識を変えていく、当たり前のものにしていきたいというふわっとした想いがあります。変えていくというと大きすぎる感じがしますが、エンタメを日常にもっと馴染ませたいという感じです。
日本だと遊ぶとか楽しむことに対する心理的な障壁が少なからずあると思うんですが、そこを取っ払っていきたいです。
生活をより豊かにするためにエンタメが様々なところで役立つ、という考え方を広げていきたいし、日常生活そのものをエンタメにするようなことができるといいなっていうのは将来的な目標として思っています

ー 最後に採用候補者の方にメッセージをお願いします!

一緒にエンタメやアミューズメントを盛り上げたいという熱い想いがある方、ぜひ一緒に働きましょう!
……というメッセージもないわけではないですが、ぶっちゃけエンタメやアミューズメントへの興味は、あるに越したことはない程度で、必要条件ではないと思っています。
僕たちの仕事はエンタメに興味がない人たちにフィットさせていくことであり、そのために必要なのはエンタメを楽しむ右脳的アプローチよりも、エンタメという形のない商材を捉え、分解し、再構築する左脳的アプローチだと考えています。(もちろん、両方あれば無敵です。)
エンタメそのものが好きでなくても、「エンターテイメントという対象を理性的に攻略する」という行為に少しでも心が動いたなら、ぜひ一緒に仕事ができれば嬉しいです。

また、これを読んでいるマーケターの皆さんへ。
マーケターとしてのキャリアを歩んでいると、恐らくどこかで、どうやってスキルやキャリアの幅を広げるか、培ったスキルを何のために使おうか、といったことが頭をよぎる機会があるかと思います。(僕もそうでした。)
GENDAではリアル(実店舗)とオンライン(ウェブ/アプリ)の両方のチャネルがあるため、アウトプットの幅が広いことは大きな特徴です。また現状どれも参入プレーヤーが多く差別化の難しい市場なので、力試しとしてもスキルアップとしても打ってつけのフィールドだと思っています。
ここでしかできない仕事、などと大それたことは言いませんが、あなたのやりたい仕事を最も実現できる場所として、GENDAがその選択肢になれば幸いです。

ー GENDAでは一緒に働くメンバーを募集しています。カジュアル面談も実施していますので、ご興味のある方は以下よりご連絡お待ちしています!


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