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役員面談

一般的に言われる1on1とは少し違うやり方で長年面談を続けています。前期までは、社長が全て一人で行っていたので「社長面談」と呼んでいましたが、今期からは人事担当の役員でもある専務に半分をお願いしています。複眼で対応することと、私以外の経営幹部の育成も目的としています。
以下に、GSPolicy(経営指針書)からの抜粋と、なぜこのようなアプローチを取るのかについての説明を記載します。

------GSPolicyより------
(1)相互フィードバック
相互フィードバックの機会として、社長面談・役員面談・部長面談・MC・wevox・GPTWを計画的に行います。

------解説など------
役員面談は、そもそも相互フィードバックの場としています。双方向性を重要視しています。


------GSPolicyより------
・役員面談(原則対面で実施)
全社員が直属上司もしくは、部長が権限移譲したシニア以上の社員同席のうえで、3ヶ月に一回(年4回)役員面談を実施します。

------解説など------
時間よりも頻度に重点を置いています。ザイアンスの法則の通り、少なくとも私自身は一人ひとりへの好感が増しています。社員がどのように評価しているかは、エンゲージメントサーベイを見る限り相関があると言えます。頻度を上げて早く気づき、早く対処することが、お互いにとって有益だと考えます。
上司が同席するのは、社長の誤りを正すことと、社長の話を聞くことによる上司自身の気づきを目的としています。私自身、いつまでたっても未熟で間違いも多いですし、感情的になることもありますから、面談後に指摘や補足をしてくれることも多々あります。終了後に「今回も勉強になりました」と言ってくれるのは、お世辞でないことを信じています(笑)。


------GSPolicyより------
・担当役員   
  社長(2回) 人事担当役員(2回)
・実施月
  部門毎に決定、ただし社長と人事担当役員を交互に設定します。
・実施時間
  一人10分以内が目安
・アポイント
  部門やグループ単位で面談者が調整
・実施手段
  ワークスペースガイドラインによる
・心得
  目的は個人の成長と組織の成長です。従って、遠慮せずに
  意見や考えを述べてください。立場を超えた発言も大歓迎です。
・内容
  面談者の質問や意見を最優先し、事前に準備してきてください。
  プライベートの相談も歓迎します。

------解説など------
心得や内容にある通り、社員の相談や提案が優先され、ほとんどの社員は話題を準備してきますが、一部のベテラン社員とは近況の交換で終わる場合もあります。役割の異なるプロフェッショナル同士の相互理解の場として有効だと考えています。面談はエネルギーをぶつけ合う場ですから、感情的になって涙する社員も多くいます。仕事で涙するほど頑張ってくれる社員を、心から誇りに思いますし、私自身の経営姿勢にも好影響を与えています。

累計実施回数は、現在2,081回となっています。長続きする秘訣をよく聞かれますが、GSPolicyに計画したことを社長がやらなくて、社員が約束を守ってくれるという都合の良い話はありません。決定したことを着実に実行し、決まった時期に見直すサイクルが肝心だと思います。

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