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嫌いだった「福利厚生」という言葉

昨日は、月一回の内定者研修会でした。 (内定者研修については、別途記事を書く予定) 今回のテーマは、「福利厚生について」です。6月の経営方針説明会にて内定者より質問があり、採用担当者が設定したものです。そもそも、選考時に福利厚生については一切触れておりませんが、福利厚生とはどんなもので、どう考えれば良いかを含めて説明する必要があると採用担当は考えたようです。

・弊社の内定者5名へのヒアリング


就職活動中に、福利厚生の良し悪しを選択の基準としたかについて聞いたところ、無視はしていないが、さして意識していなかったことが確認できました。そもそも福利厚生重視であれば、弊社を選択してないと思いますから、当たり前と言えば当たり前です(;^_^A

・採用担当の説明


ネットから拾ってきた情報などを元に、一般論としての福利厚生とは何か?企業会計上の位置付けにも触れながら説明をしてくれました。私が自慢したいのは、一切指示をしていないにも関わらず、まとめに次のように記載していました。

会社は私たち自身です。
福利厚生は会社から与えられるものではなく、自分たちで作っていくものです。一緒に頑張りましょう(`・ω・´)b 」

日頃から共有している考え方を、当たり前のように話してくれて嬉しい限りです。

・弊社の個性的な福利厚生


弊社固有の福利厚生に「能力向上支援」があります。
GSPolicyには、以下のように記載しています。

能力向上支援
共育は最高の福利厚生と考え、以下の能力向上支援を行います。
(1) グロービス学び放題
ビジネススキル全般を学べる『グロービス学び放題』を、希望者は利用できます。積極的に自己啓発に努めることを勧めます。
(2) 外部講習費用等の補助
社員が自主的に外部講習や通信教育講座を受講する場合や資格受験等に、1年間で5万円を限度に補助します。ただし、社内報告会・レポート提出等によるアウトプットを条件とします

日頃から人生において、少しのお金があることや、より安定した組織に身を置くことがリスクヘッジではなく、自らの能力を高めることが最高のリスクヘッジであるとの考え方を共有しています。その考え方に沿うためには学習機会を提供することが必要と考えて、このような福利厚生を導入しました。
又、社内報告会やレポート提出を求めるのは、インプットでの学び、アウトプットでの学び、学んだ人の話を聞いての学び、学習することへの刺激を相互にうけることによって、学習効果を高められるようにするための工夫です。
半期の〆の12月・6月には、学習成果のレポートや自分主催勉強会の案内が、現場クラウドConneに沢山投稿されます。
こんな福利厚生も良いのではないでしょうか?

・嫌いだった「福利厚生」という言葉


創業してしばらくは、福利厚生という言葉が嫌いでした。社員満足度調査等で、福利厚生に関する要望が上がってくると、とても悲しい思いをしていました。悲しさの理由の一つ目は、実力がなく叶えてあげられないこと、もう一つは皆で稼いだお金の使い方という前提が乏しい事でした。
今も大企業に比べれば、話にならない程の福利厚生しかありませんが、私たちにポリシーにそったものであり、みんなで頑張って良くしていこうという前提があり、自信をもって求職者にも説明ができます。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。

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