【体験談】写真はこれからも生きていく
こんにちは、Genです。
元教員、現在プロのカメラマンとして活動しています。
今回は以前自己紹介の記事を書いた際、
「写真は生き残り続ける」とお伝えしておりました。
今回はこの発言に関して深掘りしていきます。
写真が生き残る理由に関して解説していきます。
写真が生き残る理由とは
写真が生き残る理由としては以下の通りです。
⒈時間を超越することができる
⒉データ化できる
⒊ビジネスに繋がる
⒋もはやエンタメ化している
⒌心を動かすことができる
では順番に解説していきます。
⒈時間を超越することができる
写真は言わば時間を形にしたものです。
過去に存在したものを未来に残すことだって可能です。
○ボランティア活動で実際に聞いた話
僕は学生の時、ボランティア活動に明け暮れていた時期がありました。
東日本大震災の光景をテレビで見て、誰かの力になりたいと思ったことがきっかけです。実際に現地の方から聞いたお話は、僕と写真を繋げてくださいました。
その方は被災した当時、仕事で遠くにおり、津波の危機から逃れました。その代わり、津波はその方の家族を、家を、生活を奪っていきました。数ヶ月後、ご自分の家があった場所を訪れ、瓦礫の撤去を行っていたところ偶然発見したのは家族写真だったそうです。今でもその写真は生きる希望になっていると仰っていました。
このお話を聞いた時から、写真というものに惹かれていきました。写真は過去に存在したものを、人を、未来に残し続けることができるのです。
⒉データ化できる
写真は今ではデータとして残されるのが主流になっています。
実際に僕も写真はクラウド上に保管しています。
データとして残すメリットとしては以下の通りです。
・場所を取らない
・管理しやすい
・使用用途が増える
例えば上記です。
データ化することによって、写真ら人が扱いやすいものとなります。
逆を言えば、データ化出来ないもの、扱いにくいものが消えていくということです。(今はデータ化出来ないものを探す方が難しいですが)
⒊ビジネスに繋がる
結論、カメラマンもビジネスです。
写真という商品でお金を動かしているサービスは現代では多岐にわたります。
〇写真×ビジネスの例
・HPやブログの素材としての写真を売買する会社
・結婚式でのスナップ写真
・写真をより見やすくするためのアルバムサービス
上記はほんの一部だと思います。
これからの中高年層や高齢者層が増える時代では、そういった方向けのビジネスもたくさん出てくると思われますね。
⒋もはやエンタメ化している
これが一番の理由かもしれません。
インスタやFacebook、Twitter等ですね。
〇カメラマンになる人はいなかった
昔はカメラマンになる人は極少数の人だけでした。
理由は簡単で、費用がかかり過ぎることです。
写真を撮るにはまずカメラがいる。当時カメラは高級品で、フィルムと呼ばれるもので撮影をしていました。たとえ撮影しても何らかの不具合によっては一切撮れていないことも多々ありました。
しかし現代では一人一台カメラを持ち歩き、好きなとき好きなものを好きなだけ写真にすることができます。
人が娯楽として写真を扱い、それをビジネスに繋げ、お金を生み出す。
この流れは人がいる限り消えることはないでしょう。
⒌心を動かすことができる
インスタ映えが最たる例です。
SNSを見ていて「綺麗だなー」「すげー」と感動することは珍しくないでしょう。感動することに人は魅力を感じるものです。
僕が結婚式や家族写真を撮っているのも心を動かす写真に出会ったからです。
写真の中にはいくつものストーリーや歴史があって、その過程が形となって現れた瞬間を切り取ったものが写真なんです。(超絶分かりにくい文章ですよね。笑)
つまり、人が魅力的と感じるものは社会もまた魅力的と感じ、需要を生んでいくのです。
写真からみるこれからの世界
写真1枚で生きる希望を持てるし、ビジネスだって始められるし、娯楽として楽しむこともできる。
写真ってすげえ人間にとって魅力を感じる物だと思っています。
別の角度から言えば、ビジネスになるものは娯楽にもなるし、生きる希望にも繋がるということではないでしょうか。
5Gの時代にコロナウイルスが加わり、人にとって本当に必要なものが選別される時代になってくるはずです。
写真は主役ではないけど、必ず人のそばにあり続けるものだと、僕は確信しています。
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