【ブライダルカメラマンが解説】前撮りをする時のポイント
こんにちは、Genです。
学校の先生を経て、現在ブライダルの現場でカメラマンとして活動しています。
さて今回はTwitterでツイートさせていただいた内容を深掘りしていきます。
前撮りをする時のポイントについて、解説します。
早速ですが、前撮りをする時のポイントは
ツイートに記載した以下の通りです。
⒈安さ・量に踊らされない
⒉ご近所さんレベルにポジション取り
⒊カメラマン指名はメリットしかない
この3つです。
○はじめに
自粛期間を経て、再度前撮りや後撮り、結婚式をお考えの新郎新婦様がいらっしゃると思います。まずは、おめでとうございます!!
そんなお二人にとって、よりよい思い出、満足を得られるように今回から複数回に分けて、ブライダル業界の実情とおさえておくべきポイントをご紹介していきます!
お時間ありましたらぜひ参考にしてみてください!
なお、すべての業者がこの通りと言うわけではございませんので、あくまで参考資料としてお考えください!
お二人の幸せを、本当に心からお祈りしています!お二人に幸あれっ!!!
では、解説していきますね!笑
⒈安さ・量に踊らされない
結論、最優先事項は写真の質です。まずは前撮りの目的である「写真を残す」ということを意識しておきましょう。
○値段は大して変わらない
前撮りや結婚式で皆さん気にするのがやはりお値段だと思います。
それは業者も同じで、まずは入り口を広く取るためにキャンペーン等で値段を通常価格から必ず下げています。
その値段に踊らされてはいけません。一見とても安くなってお得に見えますが、相場と変わらない場合が多いのです。
HPやブライダルフェアで確認してみると実際どこの業者も価格帯では同じラインで勝負しています。勝負所はそこではないのです。
○量の落とし穴
では業者はどこで勝負しようとしているのか。一番わかりやすいのが例えば下記の量に関してです。
・写真の納品枚数
・追加オプション
・衣装の数
とくに写真の納品枚数には要注意です!
いわゆる「同ポジ」(連写したもの)が含まれるかどうかで質が大きく変わってきます。
ひどい所では、コマ送りのような写真が送られてきた方もいらっしゃいます。少しならバリエーションがあって良いと思いますが、それでも限度はあります。
写真の枚数を増やします!と追加オプションを提案されたときは要注意です。
およそ前撮りの写真は1着につき50〜100枚で十分です。それ以上を提案してくるようであれば疑いを持ちましょう!
実際に納品されたデータを見せてもらい、満足いくものか考えてみましょう!
ぶっちゃけ1着100枚以上で同ポジがない納品データなら優良の可能性大です!
⒉ ご近所さんレベルにポジション取り
まずは対応してくれたスタッフさんと仲良くなりましょう。仲良くなりすぎると断れなくなってくるので、ご近所さんレベルにポジション取りしましょう!
ご近所さんレベルになると、ちょっとお得な情報や、裏話、サービスなどを受けやすくなります。
こっちのキャンペーンの方がお得だよ。小物はこのサイトで揃えた方がいいよ等、実は損してたなんてことがないように、コミュニケーションは取っておきましょう。
なによりこれから対応してもらうかもしれないスタッフさんなので、仲良くなって損はありません!
⒊カメラマン指名はメリットしかない
何度も言いますが、最後に残るのは写真です。
どんなにスタッフがいい人でもどんなに撮影時間が楽しくても、届いた写真が首から上しか写っていなかったらショックですよね。(そんなことはほぼないですが笑)
ここでお伝えしたいのは、実際に撮影してくれるカメラマンの写真を知っておくということです。
・雰囲気
・画角
・ポーズ数
たくさん見るべき場所はありますが、一番はステキだなと感じる写真を撮っているかどうかです!
カメラマンの指名は有料の所が多いですが、写真の質が保証されるのでオススメです!
〇本当にお二人を思ってくれる人を探しましょう
これにつきます。今まで写真の質に注目していましたが、写真がよければいいということではありません。
結婚というビッグイベントに、お二人の人生に、本気で寄り添ってくれる人にお願いしましょう!
残念なことに、結婚をビジネスとしか考えていない人もいます。売上のことしか考えていない人もいます。
そんな人に自分の人生の一番幸せかもしれない時間を取られたくはないはずです!
可能なら僕が撮らせていただきたい!!いやこれまじっす
綺麗事のように聞こえますが、お二人の幸せを本気で祝ってくれる人は必ずいます!
人生の一部を切り取る写真をお願いするなら、お二人がこの人に頼みたい!と思う人を探してみてください!
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