【速報】アフターコロナでの学校の役割が決まりました【結論、託児所です】
こんにちは、Genです。
昨日の記事です。
文部科学省は学習指導要領が定めている各学年の学習内容の一部を次の学年に繰り越し、複数年かけて遅れを取り戻すことを特例的に認める方針を固めた。
毎日新聞(https://mainichi.jp/articles/20200513/k00/00m/040/169000c)
つまり、「前とすることは変えません」ということですよね。
コロナで得たチャンスがこのような結果になったことを個人的にはすごく残念に思っています。
以前記事にも書きましたが、コロナはチャンスでした。一部の地域のみではなく、国民ないし人類が直面した問題で全ての人が当事者でした。
自分は関係ないという意識はほぼない状況だからこそ、いろんなことを大きく変えるチャンスでした。
しかし、国が決めた方針は上記のようなものでした。これからしばらくはこの方針を変えることはないでしょう。
○国=僕らである
国が決めたとはいえ、勝手に決めたのではありません。国民の総意が国に決めさせたのです。僕のように何らかの方法で「学校教育は変わるべきだ」と声を挙げていた方もいましたが、結果は変わらないということになりました。
ではなぜ、このような結果になったのでしょうか。考えられるのは例えば以下です。
・保護者はそもそも変わることを望んでいない
・先生も変わることを望んでいない
・どう変えればいいかわからないから声を挙げない
○保護者はそもそも変わることを望んでいない
大半の理由がこれに当たると思われます。なぜか。
今までの学校教育を受けていたのが今の保護者だからです。
今まで自分が受けてきた教育が正しい、またはそれでいいと思っています。そう育ってきたのだから当たり前なんです。
最近ではインターネットの発達で学校教育に疑問を持つ人も増えてはいますが、そもそも自分たちの生活のことでいっぱいいっぱいの人が学校教育の変革など考えるでしょうか。
僕は実際に教員をしていましたが、
保護者の方が学校に求めているのは
・テストの点数
・生活態度
・宿題
でした。保護者自身もこれらを求められて育てられたからです。
〇先生も変わることを望んでいない
これが一番タチの悪い。そもそも今まで通りの生活スタイルを崩したくない先生が多数いらっしゃいます。
誰だって、環境や生活スタイルが変わることは体力的にも精神的にも辛いと思います。しかし、本当に子どものことを考えて、教育でご飯を食べるなら、何か一つでも声をあげるべきではなかったでしょうか。
実際に声を上げていた先生方も僕の周りにはいらっしゃいましたが、、本当に残念です。
○どう変えればいいかわからないから声を挙げない
これはどんな場合でも一定数いると思われます。確かに、何をどうやって変えれば正しいのかなんてわかりませんもんね。
では、本当に何もわからなかったのでしょうか。わからないからできたこともあるんじゃないでしょうか。わからないことは何かを誰かと話してみたでしょうか。
正直、僕にも明確な答えがある訳ではありません。現場にいないくせにと、仰る方もいらっしゃると思います。しかし、僕は実際に現場をみてきました。その上で、学校教育は停滞していてはいけないと、何かを変えないといけないと声を挙げているのです。
○学校教育の役割
上記を踏まえ、社会が学校や教員に求めている役割はつまり、子どもを預ける場所、託児所のような役割です。
本当にそれでいいのでしょうか。
複数年かけて、今までの遅れを取り戻す必要はあるのでしょうか?
そもそも今の学校教育が遅れているのではないでしょうか?
もっと時代に沿った学校教育は作れないのでしょうか?
コロナと同じく、学校教育に関しても僕たちは当事者のはずです。
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