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第480回:デジタル人民元の脅威、ディエムの挑戦、ビットコインの威信

ようやっと、ファイザーなどの開発したワクチンが米国で承認された模様です。ひとまずはこの緊急使用の許可により、24時間以内に全米50州でワクチンの接種が始まるようで、一日3,000人もの死者が出ている惨憺たる状況に一旦の楔(くさび)が打ち込めるのではないかと思います。ワクチン認可は既に市場に充分な織り込みがなされているでしょうから、相場にどう影響するのかは未知数ですが、ほぼ同じタイミングで追加経済対策の協議も行っているため、こちらも併せて承認されると、旅行業を中心にバリュー株の買いが期待できるかもしれません(今は協議が難航しているようですが)。多少は明るい未来が期待できる状況に改善したものと思慮します。

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