見出し画像

第467回:暗号通貨、株式市場、値動きは共に、嵐の前の静けさにあり

ここのところ、ビットコインも株式市場も、なんとも言えないもどかしい値動きを続けております。急騰していたテスラが一旦調整をしたり、日経平均も23,000どころを長らくうろちょろしていたりと、上か下か判断が難しい凪(なぎ)の状態が続いております。なんと言ってもこの秋は、米大統領選、そして、菅政権発足といったビッグイベントが乱立しており、ポジション的にも身動きが取りづらい状況です。個人的にはトランプ大統領の当選、菅政権の発足はほぼ確定事項であり、混乱に乗じて株価を下に押し下げたとて、すぐに上昇トレンドに戻る(正確には下落しづらい、できない)トレンドは変わらないと思います。過剰流動性相場の功罪ですね。需給が改善しているので、目先は下がりようがない市況です。市場が下がったら中央銀行が買い、個人が売ればヘッジファンドに担がれます。流動性が枯渇したら、板が飛ぶように乱高下する相場が容易に想像できますが、疫病の影響で金融市場以外にお金の行き場がないから、仕方ないですね。

ビットコイン並びに暗号通貨の値動きについては、とにかくイベントとして、

ここから先は

6,566字

¥ 500

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?