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やっても面白くないPUBGなのに観戦はなぜ面白いのか? やっても面白くないのに(個人の感想です)

今回話したいのはゲーム大会の観戦についてだ。中でもバトロワ系シューターについて。

筆者がやったことがある、かつ大会の観戦をしたことがあるのは3つ。「Fortnite」、「Apex Legends」そして「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(以下PUBG)だ。人気の面でもこれらが現在の三大バトロワと言って過言ではないだろう。

この内、今でもやっているのはApex Legendsである。面白さではFortniteも引けを取らないのだが、あんまりにも勝てない(建築バトルについていけない)ために今ではApexがメインとなっている。

だが――PUBG。これだけはいまいちハマれなかったのだ。にもかかわらず、大会の観戦ということになるとなぜかこれが逆転する。PUBGが一番おもしろいと感じるのだ(感じ方は人それぞれです)。それがなぜなのかということを考えてみたい。

PUBGの観戦をしたことが無い。やったことも無いって方は以下の綾本ゆかりさんの記事を参考にして一度見てみて欲しい。

上記にもあるように、PUBGの大会といえば、「PUBG JAPAN SERIES」(以下PJS)が有名である。そもそも同大会配信は楽しませる工夫にあふれているというのはある。それについては以下のNegitakuの記事で詳しく説明してくれているので、お時間があれば読んでいただきたい。

肝心の配信は以下のチャンネルで行われているので見てみて欲しい。

FortniteとApexは面倒なんで各自調べてくれ。ただ、Apexはそもそもカスタムマッチが追加されたのが最近だったりと環境自体がやっと整ってきたところだ。AGLSという大きな大会が予定されていたのだが、昨今の騒ぎで延期されてしまった。なので、まだまだシーンはこれからというところ。だが仮にそのへんが3タイトルとも同じだったとしても、やっぱりPUBGが面白いだろと思うのだ。

その理由は「スピード」

PUBGがやってても面白くない(諸説あります)という一番の原因はスピード感にある。なんかもう、もったりしているのだ。

その点、Fortniteは建築シュパパパ! だし、Apexはスライディングズザー! と、やってて気持ちがいい。

だけど、これって自分がやっているからなわけで、観戦となると早すぎるのだ。

Fortniteの建築は、やったことのある筆者から見てもプロレベルは早すぎてわからないことも多い。やってない人からしたら猛烈なスピードで視点がグルングルン回るし、下手したら酔うんじゃないか?

PUBGはゆっくりしているため、俯瞰で全体の動きを見つつ、ここでこのチームとこのチームが接敵しそう。などと予測しながら見ることができる。そして、実際に戦闘になってから選手目線に移っても十分に間に合う。

Fortniteなんて、序盤はともかく終盤は狭いリング内に半数以上のこっているなんて状況は大会ではザラで、その上ハイスピードで建築合戦なのだから予測しながら見る、なんて悠長なことはできなくなってしまう。

”リアルさ”ゆえ

スピードが遅いのは、PUBGがリアルさを追求しているからだ。
高いところから落下したらちゃんとダメージがあるし、ピョンピョンジャンプしながら銃を撃ったりしない。建築もしなけりゃ、現実にはないスキルなど使わない。実存する銃を撃ち、グレネードを投げるというシンプルな戦いだ。

こうするとゲームとしての爽快感が失われてしまう(好みの問題です)のだが、良い点として、未プレイ者でもわかりやすいというのがある。リアルなのでプレイヤーたちが何をやっているのか分からないということは、多分無いだろう。Apexの場合、各キャラのスキルの効果を知っていないと何が起こったのか意味不明だろう。

野球とサッカーの観戦

思い出したのが、Jリーグができた当初のスポーツファンの人々の意見。
これまでスポーツ中継といったら野球一択だった当時の人々にとって、慣れないサッカー観戦は戸惑いがあった。
オフサイドが分からないとかそういうのもあったが、多くは「展開が早すぎてついていけない」というのだ。

回ごとに裏表で攻守が交代する野球と違い、サッカーは目まぐるしく状況が変わる。これについていけなかったらしい。
野球はピッチャーが一球投げるごとに間があるので、次に何を投げるか、なんて予想しながら見られる。ランナーが塁に出れば、その間はずっとチャンス(ピンチ)と言えるので、途中から見ても状況がわかりやすい。

そう。おっさんたちには片時も目を離せないサッカーより、酒でも飲んでうだうだ言いながら見られる野球のほうが観戦しやすかったのだ。チャンスやピンチの時だけ集中し、それ以外は弛緩していても大丈夫。集中力が長時間もたなくなってしまったおっさんたちにはそれが丁度いい。そして、筆者もいまやおっさんなのでその気持がよくわかってしまう。

てことを書いていたのだが、おがさんのnoteがまさに言いたいことを書いてくれているので読んでみて欲しい。今回はバトロワに限って書いているが、ここにあるようにDTBとか、あとはカード系ゲームも観戦しやすいタイトルだと思う。

ケツのロン

つまりだ。PJSのスポンサーにサッポロとケンタッキーフライドチキンがついているのは圧倒的理にかなっているってことだ!
実際、サッポロビール飲みながらフライドチキンを食べて観戦、という発言をしている人も散見できる。

他のお酒の会社、ツマミになりそうな商品を持っている会社の皆さん、eスポーツに広告出すのはきっと効果ありますよ! どうですか?!

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