モード・ハイエンド系女性ファッション誌に取り上げれるほどになったゲーマー、そろそろオリジナルのファッションを考えてはくれまいか?
先日、ファッション誌「SPUR」(シュプール)にeスポーツで世界が変わる
エレガント・ゲーマーという特集が組まれるという事件があった。
何が凄いって、これが女性ファッション誌ってこと。男性向けならまだ分かる。でも女性向け、しかもモード・ハイエンド系ファッション誌だからね。ドレス¥1,200,000とかサラッと書いてるからね。ハイエンドだろぉ?
ついに時代はここまで来たか、という感じ。ひょっとして今年ってeスポーツ元年なんじゃね?
夢中で続けていたら、プロに! とか書いてるから、この娘どこのチームの娘なのかなぁと思ったんだが、名前がどこにもない。なるほど、これはモデルさんで、あくまでこういうイメージってことなのね。こんな女性プロゲーマーがいても良いんじゃない? みたいな提案。
だよねぇ。最後のプレイ中っぽい写真、確かにおしゃれだけどさぁ、サングラスもゲームには邪魔だし、左にマウスがあるから左利きなのかもしれんけど、マウス左の人でもキーボード移動はWSADを使うのが一般的らしいし、何よりそんな手袋してゲームなんてできねぇから! それは長年ゲーミンググローブを探し続けている俺が断言しよう。
その道のプロにゲーマーファッションを考えて欲しい
筆者はこれを見て思った。
そろそろ真剣にゲーマーファッションを考えるべき時が来たのではないか、と。
例えばおしゃれな日本のプロチームとして思い浮かぶ「Rush Gaming」のアパレル・グッズを見てみよう。
ご覧の通り、デザインがどうとかいうよりまずTシャツかパーカー(HOODIE)しかないのよ。これは決してRushだけってわけじゃなくて、どこのチームを見てもだいたいそう。
そこでだ。おしゃれな方々にお願いなんだが、「これを着てたらゲーマー」または、「ゲーマーと言ったらこれ!」っていうファッションアイテムを考えてくれんかね?
例えば、野球ならベースボールシャツという前ボタンの半袖シャツがある。そしてもはや野球だけのものでもないが、ベースボールキャップもそうだ。
一般アイテムとなったスポーツファッションといえばポロシャツもその名の通り元々はポロのファッションだ。
ラグビーならラガーシャツ。襟付きの太いボーダー柄が特徴。
バスケットボールシャツはノースリーブが特徴。あとバッシュというハイカットスニーカーも代表アイテムだろう。
こういったもののゲーマー版だ。
だが考えてみれば、ゲームをやっているときには特定の服装をする必要性が無いのだ。自分のゲーム中の格好と言えば大抵、部屋着であるし、ゲーミング部屋着なんて作ったところでそれで外出するのはどうかと思うし、部屋で着るのなら誰にも見られないのだから何を着ても意味がないし、ユニクロなどで安くて機能的なのがいくらでもあるのだから作る必要性を感じない。
だからスケーターなどストリートと融和性の高いスポーツは自然発生的にファッションスタイルが生まれたのだろう。
この点、ゲームはインドアだから非常に不利だ。多分、がんばって考えないと自然には生まれない。
しかしだ。これはファッションデザイナーとかスタイリストの方々からすれば、今なら自由に新しいスタイルを作ることができる真っ白なキャンパスであるとも言えはしまいか?
冒頭の「SPUR」の写真を見てくれ、左手に全く意味もなく口紅5本を重装備してんだぞ。こういう自由な発想で良いんだよ。
これがゲーマーだ! っていう新しいファッションスタイルを生み出せば、歴史に名を残すことができるやもしれんぞ。
これ、個人的な印象かもしれんけど、今はゲーマーって言われてイメージするスタイルって金とかの派手な色のマッシュルームヘアでまん丸のでっかいメガネしてロゴのいっぱい入ったユニフォーム着てて……って感じ。
明らかに某国のプレイヤーの印象が強くなっている。もっと日本独自のスタイルも押し出していこうぜ!
いつもなら筆者もアイデアの一つや二つ出すところなのだが、餅は餅屋。ファッションにさほど興味のない筆者などより専門家の皆様に一任したいのである。
なんかカッコいいの考えてくだせぇ! もうTシャツとパーカーは一生分あるんで! おなしゃす!
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