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記述研究所のテキスト 01


一級建築士記述研究所とは

一級建築士記述研究所では、一級建築士製図試験の「計画の要点等」いわゆる記述問題に焦点を絞った試験対策方法を提供しています。

2019年11月からブログで始め、今年は5年目に入りました。
2022年3月からは、noteに移って活動しています。

テキストの読み方については、こちらの記事を参考にしてください。


記述研究所のコンセプト

「記述対策は例文を暗記すればいい」と言われます。

確かに、一部の定番問題だけは対応できます。しかし、多くの問題は、例文のままでは答えになりません。

複雑になってきた記述問題は、浅い知識ではなく、しっかりと中身を理解していることが必要になってきました。

一点で合否が変わる試験です。取りこぼしがないように対策しましょう。


当研究所では、以下のことを目指します。

コンセプト

・暗記ではなく理解する
平易な文章構成とする
・初めて読んだ中学生でも理解できる文章とする
・イメージ図と文章をセットとする

イメージ図対策

近年の記述問題はイメージ図が必須となり、重要な部分を占めています。

普段から多くのイメージ図に触れ、どのような設問に関してもイメージ図が浮かび、頭の片隅に残るようにします。

また、知識を体系的に整理し記憶することで、本試験の緊張感の中でも必要な知識を思い出せるようにしています。


記述問題で求められること

記述問題とは

記述で必要なことは、自分の設計思想を正確に読み手(試験元)に伝えることです。難しい文章を覚える必要はありません。

当研究所では、文章に慣れることや書く理論を説明しながら勉強を進めます。

記述問題は、いわば施主(試験元)に対してプレゼンするようなものです。
試験元が示した設計条件を踏まえ、自分のプランの中で工夫したことを説明します。

文章に対する苦手意識が先行する方が多いですが、施主と自分のプランについて語り合っていることを想像すれば、スラスラと答えが出てくるようになります。


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