記述解答の添削例①
【注意】
この記事はマガジン「記述研究所のテキスト①」の付録として作成した記事です。
記事を読みたい場合は、マガジンを購入したほうが安くなります。
今回は、昨年度に開催していた添削室での添削例を紹介します。本試験では、自分の解答をじっくり読み直す時間はありませんが、試験勉強中にはじっくり読み直すクセつけると、自分の弱点が見つかるかもしれません。
まず、下記の解答を確認し、自分が解答を添削するつもりで読み、どのようなことに気を付けて記述すべきかを確認してください。
なお、この記事は昨年度、本試験直前に発表したものです。初学者の方にとっては難しいかもしれません。まずはサラッと読んで、記述の時に何を考えるのかをつかんでみてください。
設問:このプランで公園の景観利用について配慮したことを記述しなさい
モニターさん解答例
良い点
色々な視点から検討しているところが良いところです。製図試験の記述に関する採点方法は不明です。加点法なのか?減点法なのか?わかりません。完璧な答えを簡潔に書いてしまえればいいのですが、なかなか思うようにはいきません。
仮に、解答欄が4行用意されていたら、少なくとも4行目にかかるくらいまでは書きましょう。全く的外れな解答でない限りは「数打ちゃ当たる」気持ちで何も書かないよりはマシです。
改善点
今回取り扱う設問は、建築計画に分類している問題です。この分野は、自分が計画したプランについて問われ、図面では表現できない設計者の考えを伝えます。他の分野のように暗記するだけでは対応できません。
設問:このプランで公園の景観利用について配慮したことを記述しなさい
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