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一級建築士試験勉強のおともになる文具②

こんばんは、記述研究所の源です。

今日は試験勉強の際に使う文具を紹介します。今回は製図試験で使う筆記用具についてです。

製図試験では図面記述を作成します。
まず、図面には、製図用シャープペンシルを利用します。

私の場合、製図は0.5㎜のシャープペンシル1本のみ使用しました。力の入れ具合で線の太さを変えています。また、芯の濃さは2Bを選択します。

2Bであれば、素早く線を引いたとしても、見やすい線となり、柱や壁でメリハリをつけたい場合には、濃い線を引くことができます。

シャーペンを複数本使うのはどうでしょう?
これはもう、好みの問題であったり、図面の出来栄えから判断するしかありません。

シャーペンを持ち替える時間のタイムロスがもったいないとの話がありますが、たかが知れています。文字、柱型、壁、什器くらいの数回だと思います。
タイムロスというほどではないので、図面の見栄えが良くなるならば変えればいいと思います。

一時期、私が使っていた方法は、0.5㎜で線を、0.3㎜で文字を書くと使い分け、2本のシャーペンで作図していました。
結局、すぐにやめました。力の入れ具合を変えれば、様々な表現ができますし、シャーペンを持ち替える時に気が散ることが嫌だったためです。

製図用のシャーペン選びは、お気に入りに出会うまで、いろいろ試すのが良いと思います。

私は結局、ロットリングの600に落ち着きました。何が良かったかというと、このシャーペンは金属製で非常に重いことです。
この重さを使って、勢いよくサッと線が引けるのです。

濃い線を書きたい時でも、シャーペンの自重を使うので、押さえつける力は不要です。疲れることなく、書き切ることができるようになりました。

悪い点としては、シャーペンが重いが故に、しっかり握るようになるためかもしれませんが、ペンだこが半端ないことです。これも、私だけかもしれませんが。

ロットリングは、番号でラインナップが変わりますが、300、500、600、800
と数字が上がるにつれ値段が高くなります。

材質や造りが違うのですが、軽いものから数字が上がるにつれ、重くなります。600と800の違いは、ペン先が収納可能かどうかです。

私は、ペン先が固定式で安定している600を好んで使いました。


重いシャーペンが苦手という方は、

この辺から使い始めてみてはいかがでしょう。


記述の解答には、どのようなシャーペンを使いますか?
製図用をそのまま使う場合もありますが、私は変えていました。

文字は普段、使い慣れたものを利用したいからです。記述はスピードを優先させていたので、ギリギリ読める崩し字を書いていました。

製図用では文字を描き慣れていないので、時間がかかります。少しの速さの違いのはずなんですが、記述全体を解答すると数分の差が出てしまいます。

文字を書く際には、書道の筆のような感覚で、太いシャーペンが書きやすく感じます。

実際、試験で使ったのうち、記述で使ったシャーペンは今も使い続けています。

皆さんも、早く「自分の一本」に出会えるといいですね。でも、文房具沼は深いので、ほどほどにしましょう。

まだ使ったことがなければ、一度、使ってみてください。


図面と同様に重要な「計画の要点等」は、道具の準備と同時に進めると、後々、楽になりますよ。
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