一級建築士試験の学科試験勉強方法②
こんばんは。今日は昨年、一緒に研究していたミドの学科勉強方法です。彼は様々な資格試験をコツコツとクリアーしてきた人物です。短期集中型の私とは正反対のタイプです。色々なタイプの勉強方法に触れ、自分に合った勉強方法を見つける参考にしてください。
今回の記事では、今から一級建築士学科試験の勉強を始める方に向けて、私の勉強方法を紹介します。
綿密なスケジュールは作らない
私は過去に綿密なスケジュールを作って勉強しようとしたことがありました。しかし、どのようにスケジュールを作れば良いのか分からず、なかなかスケジュールをつくれませんでした。
やっとの思いで作ったスケジュールですが、作ったこと自体に満足し、スケジュール通りに勉強は進みませんでした。結果、それがストレスになり勉強が嫌になるという、負のスパイラルに陥りました。
そこで、私には綿密な勉強スケジュールを立てて勉強するのは向いていないと悟り、勉強方法を変えることにしました。
まずは過去問を解く
私は独学で学科試験を受けましたが、最初は何をすれば良いのか見当がつきませんでした。
私の経験では、勉強の取っ掛かりは難しいことは考えずに過去問を解くことがオススメです。過去問は大手資格学校が出しているもので十分です。最初は分からないことばかりなので、解説を読んでも理解できない部分を参考書やインターネットで調べました。
勉強の開始時期は早ければ早いほど有利です。私の場合は数年前の問題集をネットで購入し、試験を受ける一年半前から勉強を始めました。
勉強を習慣化する
一度、勉強を開始したならば、出来るだけ毎日続けるように努力します。最初はとてもしんどいですが、我慢して一カ月続ければ段々とペースが掴めてきて、勉強することが苦しくなくなります。
勉強を続ける工夫をする
勉強を習慣化するまではとても辛いので、勉強を続けられるような工夫をしていました。例えば、自分にミッションを与えたり、ご褒美を与えたりしていました。
ミッションとして、電車のなかで30分、家に帰って1時間、毎日勉強するようにします。これを達成したらご褒美として、残りの時間は自由に使って良いことにしました。また、一カ月勉強を続けられたらご褒美にケーキを買って自分を褒めるようにしました。
自分に合ったマイルールを決めることで、少しは勉強に対するモチベーションが上がるようになりました。
勉強成果を確認する
自分の成長が目に見えて分かるように、勉強結果を記録します。試験に必要な知識を定着させるためには、何度も同じ問題を解く必要があります。
１回目は問題を解かず解説を読んで問題を理解するようにし、２回目からは実際に問題を解いてみて解くのに要した時間と○✖️を記録していきます。３回目、４回目、５回目、、、と繰り返していき○ばかりになるようにします。
こうする事で、苦手な問題を把握でき、自分の成長も確認できますので、ある程度自信を持って試験に臨めるようになります。
まとめ
学科試験の勉強は出来るだけ早く取り掛かり、勉強を継続することが重要です。今回紹介した勉強方法が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
源’ｓ 感想
ミドは今までの資格試験の経験から、自分のペースで勉強するための期間を割り出しています。様々な資格試験を一発突破してきた男が割り出した勉強期間は、一年半です。
勉強を開始してから半年後の試験を申し込みもせずにスルーしています。腕試しで受ければいいと思っていましたが、そんな気はさらさらなかったようです。一年半後に自分の実力が合格レベルに達するように計画されていたからです。
一年半をかけてはいるものの、通勤時間、休み時間などだけを使って自分の時間を大切にしながら一発合格する計画性には感心したものでした。
これほど緻密に計算したミドでさえも、製図試験は３回かかってしまいました。計算通りにはいかないものですね。ミドの製図試験経験談はこちらの２本の記事です。
こちらの学科勉強方法も参考にしてみてはいかがでしょう。
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