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記述研究所のテキスト 04


留意事項は重要です

記述を解答するとき、最も確認してほしい部分は留意事項です。
留意事項には記述のヒントがたくさん詰まっています。
今回は、記述と留意事項の関係性を説明します。

問題文内容確認

「設計製図の試験」問題用紙の構成は下表のとおりです。

Ⅰ.設計条件[課題のテーマと目的を説明]
 1.敷地及び周辺条件[敷地や周辺状況の条件]
 2.建築物[建築物の詳細条件]
 3.その他の施設等[屋外施設、駐車場等条件]
 4.留意事項[特に留意する事項]

Ⅱ.要求図書[答案用紙Ⅰ、Ⅱの記入方法を説明]
 1.要求図書(答案用紙Ⅰに記入)[要求項目の詳細]
 2.面積表(答案用紙Ⅰに記入)[面積記入方法]
 3.計画の要点等(答案用紙Ⅱに記入)[計画に関する具体的設問]

 防火設備等の凡例
 建築物の計画に当たっての留意事項(課題発表の再掲)

平成30年からの問題用紙は、A3用紙から2倍のA2用紙に変更されました。この変更に伴い、問題の情報量も増えています。

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