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念願のプロゲーマー、ある若者が直面した現実とその後。#2

おつかれさまです
前回の続きを

あらすじ
たまたま出会った中学1年生の不登校のRくん
おかあさんの帰りを待ち、ゲームに明け暮れる日々。


そこから毎日都合が合えばゲームをするようになり
彼が一緒にプレイできる強い仲間をあつめ、彼の実力がすこしずつ表に出始めたころ
中学校2年に差し掛かる春休みくらいに、家庭の事情でゲームができなくなったと連絡が入る

「1か月くらいかなーお母さん入院したから、おばあちゃんちにいく」

そこから連絡が来なくなり、すこし懸念していた施設へ行ったのかなぁと。

半年ほどたったころ、夜中に急にLINE電話が鳴り通知を見るとRくん。
 「おー久しぶり、調子どう?」
「パソコンとか全部売られちゃって、ゲーム今できないけどとりあえず家には帰ってこれたよ!」
 「なんでパソコン売られたの?」
「おかあさんが彼氏とケンカして買ってもらったパソコン取り上げられたの」
 「入院ってケンカしたから入院?」
「うん、家のなかぐちゃぐちゃになっておかあさんも血だらけで警察もいっぱい来て、でももうすぐお母さん子供産まれるからおばあちゃんに家きてもらって世話してもらってるんだ」
 「じゃあ4人兄弟になるんだ?」
「そう、明日からお母さんの新しい彼氏も家に来て一緒に暮らすから、新しいパソコン買ってもらう約束してるんだよね~」

その後わかった兄弟のつながりは
お母さんはバツ2
新しく生まれる子供も未婚のまま授かったと。
たまーにいる家族図がかなり複雑な家庭のようで。

それから1週間後くらいにはまた一緒にゲームをプレイするようになり
腕など衰えずに相変わらずセンスの塊。
その時には4~5人が昼夜問わずゲームをプレイする不登校たちの集まりができ、
その中で私は子供達から相談を受けたり、悩みを聞いたり、ときには支援したりと。
深い関係性が生まれていった。

この子たちがゲームの中だけでも胸を張って活動できる場をと思い
コミュニティを作り、クランを作り、様々な大人を繋げてみた。


すみません。眠気が襲ってきました。
また明日にでも
明日は彼が中学2年夏~3年の夏頃の話を。

ここまで読んでくださった方。ありがとうございます。
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