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イベントのチラシを作ってみよう!【2】マネして覚えるステキなチラシの作り方

今回から、コラムの更新を毎月1日に変更してみました。

マイベストプロから引き続きご覧いただいている方も、noteで発見してくださった方も、お読みいただきありがとうございます。
徳島県吉野川市のデザイン事務所 きらきら工房です。

月1回、デザインについてのアレコレを、ビギナーさんにも分かりやすく解説したコラムを書いていますので、良かったら最後まで楽しんでいってくださいね。

さて、前回の「イベントのチラシを作ってみよう!デザイナーが教えるチラシづくりに役立つコツ5選」は思いのほか多くの方に興味を持っていいただいたようなので、今回はチラシづくり第2弾をやってみたいと思います!

それでは、お題に沿ってチラシの制作を進めていきましょう!


お題:「親子で楽しむ フルーツサンド教室」

フルーツサンド、今とっても人気ですよね!
私も大好きで、お店で見かけるとついつい買ってしまいます。

今回も、AIチャットサービスのBing AIに手伝ってもらって詳細を決めました!

イベントの詳細はこんな感じです。


【イベント名】
親子で楽しむ フルーツサンド教室

【イベント内容】
季節のフルーツ(いちご、オレンジ、キウイなど)を使って、美味しいサンドイッチを作ります。

【開催日時】
2023年6月24日(土)10:00~12:00

【場所】
〇〇市立文化センター 調理室
〇〇県〇〇市〇〇町1-1

【対象】
小学生とその保護者

【参加費】
1,000円(親子1組)

【定員】
10組(先着順)

【持ち物】
エプロン、タオル、飲み物

【申し込み方法】
〇〇市立文化センターまで電話(0120-〇〇〇〇-〇〇〇〇)またはメール(〇〇〇〇@〇〇〇.com)でお申し込みください。
申し込み締め切りは6月14日(水)です。

【主催】
〇〇市 生涯学習課


主催を自治体という想定にしてみましたので、役所の担当者さんや施設の指定管理をされている企業の方にも参考にしていただけると思います!

それでは早速始めていきましょう。


コツ1:視線の動きに合わせた配置をする

まずは、チラシの内容を見てもらいやすくするために、Z型に情報を配置していきます。

「視線誘導」の例

「あれ…?この画像、前回の使いまわしでは…?」
と気付いた方は、しっかり読み込んでくれていますね!
基本の形を覚えておくと、どこに何を置いたらいいか迷うことがなくなります。
その分、デザインする作業に時間をかけることができるので、ぜひこの形を活用してみてくださいね!

それでは、情報を入れていきましょう。

「親子で楽しむフルーツサンド教室」のチラシを作るために情報を配置した画像

このようになりました。
ここからもっとブラッシュアップしていきます!


【使用した写真素材】
・写真AC
 https://www.photo-ac.com/

 

コツ2:使用する3色を決める

次は、チラシに使う色を決めていきます。
デザインのバランスをとりやすい色数は3色以内だと前回お伝えしましたが、3色以内で全体をうまくまとめられるようになってきたら、他の色も加えた「アレンジ」にも挑戦してみましょう!きっと今まで以上に、色を上手に使えるようになっていると思います!
基本を固めてから応用に移るのは、どんな分野でも同じなんですね。
(基礎練習が一番楽しくないのに!なんて思っちゃいますけど…やっぱり基礎って大事なんですよねぇ…)

今回のメインカラーは、

  • 青みがかったグリーン…写真のストライプに使われている色

  • 濃いグレー…黒よりも少しやわらかく、文字に適用すると読みやすい

  • 白…文字の可読性を高めて爽やかさを演出してくれる

この3色でいきたいと思います。

3色のほかに、最終段階で差し色を入れてみますので、そちらも楽しみに読み進めてもらえると嬉しいです。

親子で楽しむフルーツサンド教室」のチラシを、3色でまとめた画像

やっぱり色が入ると雰囲気が出てきますね!
とはいえ、まだまだ改善できそうな部分がたくさんあります。
読みやすくなるよう、内容を簡潔にしていきましょう。


コツ3:情報を整理して、読んでもらいやすくする

この料理教室は小学生とその保護者が対象なので、タイトルやイベントの内容は小学1年生が見ても分かるようにしておき、それ以外の細かい情報は保護者向けに書いておきます。
写真→タイトル→イベント内容 という順で視線が動くことを想定して、今回はタイトルをチラシの真ん中に持ってきてみます。

「親子で楽しむフルーツサンド教室」のチラシに載せる情報を整理した画像

どうでしょう、かなり雰囲気がでてきましたね!
フォントを変えて、ワクワク感をプラスしていきます。


コツ4:イメージに合ったフォントを使う

「甘くておいしいフルーツサンドを親子で作る楽しいイベント」というイメージで、丸っこくて可愛らしい雰囲気の無料フォント「JK丸ゴシック」をタイトルとコピー(イベント内容)に、それ以外の部分には可読性と柔らかさを兼ね備えた丸ゴシックの無料フォント「源柔ゴシック」を使います!

「親子で楽しむフルーツサンド教室」のチラシに、フォント「JK丸ゴシック」と「源柔ゴシック」を使用した画像

角ゴシック体でかっちりした印象が、丸ゴシック体を使ったことで全体的にやさしくなりましたね!
あともう少しで完成です!


【使用したフォント】
・JK丸ゴシック | ふぉんときゅーとがーる。 - かわいいフォント箱

・源柔ゴシック (げんじゅうゴシック) | 自家製フォント工房


コツ5:「デザインの四大原則」を使って全体を整え、あしらいを入れる

パワポもチラシも、初心者卒業!デザイナーが教えるデザインの基本ルール4つ」に登場した「デザインの四大原則」、おさらいのために一度見ておきましょう。

デザインの四大原則「近接」「整列」「反復」「強弱」

デザインの四大原則とは、「近接」、「整列」、「反復」、「強弱」でしたね。
「近接」はグループ分け、「整列」は揃える、「反復」は繰り返し、「強弱」はメリハリ。

この四大原則を使って整理しつつ、少しあしらいを加えたり、差し色を入れたりしてできあがったのが、これです!

「親子で楽しむフルーツサンド教室」のチラシが完成した画像

どこにどの原則を使ったか分かるでしょうか。
答え合わせはこちら↓

「親子で楽しむフルーツサンド教室」のチラシのどこに「デザインの四大原則」が使われているかを解説した画像

ちょっとごちゃっとしてしまったのですが、こんな感じで「デザインの四大原則」が活躍してくれています。


【使用した素材】
・イラスト
 えんぴつ素材
 https://enpitsu-sozai.com/


比べてみる

「親子で楽しむフルーツサンド教室」のチラシの、完成前と完成後の比較

「コツ1」の段階のチラシと、「コツ5」の段階のチラシを比べてみると、まさに別物ですね!
架空のイベントなので写真はフリー素材を使っていますが、実際に料理教室のチラシを作るときには、講師が作ったものや試作の写真を使うとオリジナリティがでます。

一般的に、原色に近いカラフルな色使いを子どもは好みやすい傾向にありますので、「いちご」「オレンジ」「キウイ」「フルーツサンド教室」の文字色を変えてみました。
そして、保護者(特に女性)に「へ~、かわいいチラシ!」と目を留めてもらえるように、鉛筆で書いたフルーツのイラストを散りばめました。

いかがでしょうか。「よく見るWordで作ったチラシ」よりも、「行ってみたいなと感じてもらえるチラシ」になったのではないでしょうか。
専門のソフトを持っていなくても、PowerPointで充分デザインできますので、ぜひ試してみてくださいね。
(Excelは画面上の見た目と印刷結果が変わってしまうことが多いので、チラシのデザインにはお勧めできません…!)


まとめ

今回のチラシづくり、いかがでしたでしょうか。
前回と同じ「基本の形」を使ったのに、出来上がりは全然違っていたと思います。
アレンジができるようになると、デザインすることがもっともっと楽しくなりますよ!

他にも、「こんな内容のイベントだったらどう作るの?」とか「このパターンだとどう?」とか、気になることがあれば、コメントやお問い合わせフォームからぜひ教えてください。皆さんの疑問や悩みを解決するためのヒントをお伝えすることができるかもしれません!
もし私にも分からないことだったら、色々と調べてみますので(笑)

それでは、次回もお楽しみに!




徳島県吉野川市のデザイン事務所 きらきら工房

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