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【8月号】山あり谷あり渋谷を歩く★PARCO de YOSHIMOTO~スパイク小川&光永のPARCOでオシャレ会~

オシャレ芸人も「唐辛子」だった時代があった!?

7月10日(金)、11日(土)の2日間、渋谷PARCOとヨシモト∞ホールによるコラボイベント『PARCO de YOSHIMOTO』が開催されました。

お笑いとファッション、アート、フード、テクノロジー、エンタテイメントを軸に、トークライブや配信などを通して渋谷からカルチャーや情報を発信していくPARCO de YOSHIMOTO』。今回は、渋谷PARCO10階で9月中~下旬頃まで開催されているビアガーデン「ComMunE ROOFTOP BAR」で、レインボー、ニューヨーク、光永&スパイク・小川暖奈のトークイベントが行われました。

『月刊芸人SHIBUYA』では、11日に開かれた光永&スパイク・小川暖奈のトークライブ『PARCO de YOSHIMOTO~スパイク小川&光永のPARCOでオシャレ会~』をレポートします!

今回は、オシャレ芸人としても知られる光永と小川が、ゲストを迎えてファッショントークを展開。 2019年11月にリニューアルされたばかりの同ファッションビル。オープン前のレセプションから訪れているという光永は「詳しいふりして歩くねんけど、(何度来ても)最先端のお店が多くて(驚く)」と苦笑い。
イベント観覧のお客さんの中には、初めてパルコに足を踏み入れた人もおり、小川は「パルコに来たこと。自慢していいですよ!」と声をかけました。 トークは「いつから洋服に興味を持ったのか」がテーマに。ボーイッシュなスタイルを好む光永は、大学時代からファッションに没頭し始めたそうで「急激に覚えていった感じ。それまでは狭いジャンルだった」と回顧。「わざと子どもっぽい少年ルックが好きで……(28歳にもなったことから)やっといまオシャレな大人の人に追いついた」と明かしました。

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一方で小川は、小学生の時からお小遣いで洋服を買っていたと告白。「いまでいうとワントーンコーデってあると思うんですけど、小学校の時に、赤のTシャツ、赤のズボン、赤の靴を合わせたことがあったんですよ。そしたら姉ちゃんに『唐辛子みたい』って言われて……それで恥ずかしくなっちゃって」と、姉の発言をきっかけに、組み合わせを考えるようになったと振り返っていました。

KBF店員が光永&小川の衣装をファッションチェック!

一人目のゲストは、パルコ5Fにあるファッションブランド『KBF』からアオイさんが登場。アオイさんは小川の衣装について「今年はワントーンコーデが流行になっているので、この合わせを選んだ小川さんは、さすがで可愛いなって思いました」とコメント。
小川は、唐辛子事件を述懐しながら「小学生のときの私が報われた!」と喜びます。また、小川が履くマジョリカプリーツは、KBFでも推しているアイテムで、今年のトレンドでもあると紹介しました。

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光永の衣装もトレンドが満載。アオイさんは、彼女が着るトップスについて「春からたいだい柄が出てきていて、KBFも商品化しています。たいだい柄は激しいイメージがあるんですけど、KBFではシースルーの素材にして、誰でも着やすいようにしました」と紹介します。
小川が「シースルーのポロシャツタイプって珍しい」と語ると、「中が透けるタイプなので、中に柄モノのシャツを着ることをおすすめしています」と会場のお客さんにはたらきかけました。

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二人目のゲストとして呼ばれたのは、4Fにテナントをかまえる『ニュースタア』のカイさん。彼女いわく、同店は「新しい才能をお店から発信し、出会いを提供する」というセレクトショップ。作家やアーティストが制作する作品が展示・販売されており、約15日間で入れ替わりとなるため、行くたびに新鮮な気持ちで店内を回ることができるとのこと。
様々な作家やアーティストに一番に出会えるため「働いている身としても楽しいです」とカイさん。
小川は、そんな同店の魅力について「ニュースタアさんは、プレゼント選ぶときに、絶対に間違いないと思うんです」と熱弁。「“これ持っているかな?”って悩んじゃうときもあるけど、(出店するお店が)約2週間しかいないんだから、かぶらない!」と言います。
小川のコメントにカイさんも「プレゼントを買いに来てくださる方は多いですね」と同調していました。

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芸人&ショップ店員の好みの男性ファッションは?

最後に4人で、会場にいるお客さんや配信を観ている視聴者からの質問に答えることに。
KBFデビューする女性に向けてのおすすめアイテムについての質問では、アオイさんが「KBFは、シャツやブラウスがかわいいので、トップスから入ると、ワンランクアップできるのかなって思います」とおすすめ。シンプルなのにデザイン性が高く、取り入れやすいアイテムのひとつだと述べました。今期のトレンドカラーについては「ライトグリーン」だそう。抵抗もなく、合わせやすく、明るいカラーが流行だと紹介しました。

男性ファッションの好みについて質問が及ぶと、光永は「“ファッションにこだわりすぎていないけども、サイズ感だけは気にしてまっせ”って男性が好きです」とコメント。一方、アオイさんは「シンプルですけど、白T(シャツ)が似合う人。着こなしている人がいいですね」と話します。

カイさんが、ブランドものを着ていても「そのブランドに愛着がある人が好きで、素敵だなって思います」と話すと、小川が「すごく分かります~」と共感。「歴史とかまでにこだわっている人はカッコいいですよね。シンプルだけど1個こだわりを持っているものがあるとイイ!」と理想を述べました。

このほか、アパレル業界の転職に悩んでいる人、黒のワンピースをプレゼントでもらったものの、どう着こなせば良いのか困っている人などの質問に真摯に回答。約1時間のオシャレ女子トークは大盛り上がりとなっていました。

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アート&ファッションで新しいイベントを!

『PARCO de YOSHIMOTO』トーク終了後、小川と光永に話を聞きました。

――イベント振り返ってみていかがでしたか?

光永:ショップの店員さんに普段グイグイ聞くことってできないじゃないですか。自分で見て『こんな感じなんや』っていうことしかなかったので、詳しく『これを推しています』とかを聞けてめっちゃ楽しかったです。

小川:お洋服好きで、いろんな服を着ていますけど、今回のように洋服について話す場がなかったので、“私ってこんなこと考えていたんだ”って自分と向き合えました(笑)。

――渋谷PARCOのおススメテナント、おススメグルメを教えてください。

光永:ご飯屋さんだったら地下1Fにある『SCHMATZ』さん。ソーセージとビールがあるんですけど、レセプションのときにいただいたら、めっちゃ美味しくてビックリしました。あと1Fにある『イヴ・サンローラン・ボーテ』さんは、めっちゃシャレていて、とにかく見やすくてテンションが上がります。

小川:4Fにある『スニュウ』さんの服が大好きです。あとは店員さんも優しくて、画集やお皿、陶器、コップ、花瓶とか、とにかくかわいいものが売っている1Fの『H.P.DECO アート感のある暮らし』さん。“ステキ!”っていつも思います。

――今後『PARCO de YOSHIMOTO』で、どんなイベントをしたいですか? また、やってみたら面白そうなイベントを聞かせてください。

光永:ファッションショーとかいいですね。店員さん、私、小川とかがコーディネートをしたり、芸人さんにモデルになってもらったり……。せっかくイベントブースとか、広く使える場所があるので、そういうイベントをやったら楽しそうだなって思います。

小川:確かに! パルコはアートにも特化しているので、アート芸人の個展とかもできそうですよね。ワークショップしたり、ポップアップショップ出店したり、無限に可能性があるなって思います。

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<店舗情報>

ニュースタア(PORTPARCO) 渋谷PARCO 4F

KBF ケービーエフ 渋谷PARCO 5F

ComMunE コミューン 渋谷PARCO 10F

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ライター/浜瀬将樹 撮影/越川麻希

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