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カーター国葬でトランプさんはオバマに何を言うたんや?菅さんおるけど、日本は今は全然あかんな。

 今や地球の裏側のことでも、即時に映像が手に入る時代ですね。カリフォルニアの火事は大変そうです。でも天災やけど人災やとか。被害者にはお見舞いを申し上げますが、何と宮崎正弘さんが「こ、これはウクウライで爆撃された都市の惨状より酷い セレブが一夜にしてホームレスに。ロスの山火事。18万人が被災」と書いてはりましたね(第8591号)。

 カリフォルニアは民主党の牙城で、万引きは950ドルまでは無罪とか、警察や消防の予算はずっと削られ続けて来てたとかの、アホ左翼の州ですね。何だかいよいよ民主党が落ちぶれて行きそうです。そして先日(12/29)は民主党のカーター元大統領が100歳で亡くなりました、と。

 その頃は政治には興味がなかったんで、あんまり印象はありませんね。そしたら昨日の山口敬之さんの有料メルマガfoomiiで取り上げてはりました(【時事メルマガ(113)】 「トランプ革命の本質ー番外編(3)」 「革命前夜のアメリカ点描③」 「カーターを反面教師とするトランプ」 「首都に込められた秘密の約束(2)」)。ワシントンDCからです。有料ですけど、少しだけコピペさせて貰います。

 山口さんによると、カーターは「史上最弱の大統領」なんやそうです。何の成果も上げられずに惨憺たる支持率で、共和党のレーガンに政権を渡すことになったんですね。山口さんは

 私はトランプ政権発足直前に、反面教師たるカーターが死んだ事に、特別な意味と巡り合わせを感じています。

と書いてはります。そしたら今日はXではカーターの国葬の様子がバンバン流れて来ていました。トランプさんの隣にオバマが座ってたんですね。元大統領はみな夫婦で参列するんやそうですが、オバマ夫人のミシェルは欠席したとか。そしてこの映像(Shadow of Ezra @ShadowofEzra)。Google翻訳だけコピペします。

ドナルド・トランプ氏がバラク・オバマ氏に対し、その日の遅くに「重要な問題」について話し合うために「静かな場所を見つける」必要があると伝えていたことが唇の動きを読むことで明らかになった。
ある時点でトランプ氏はオバマ氏に寄りかかり、「私は撤退した。条件が悪かった。想像できるか?」と語った。
トランプ氏が「そしてその後もそうする」と付け加えると、オバマ氏は笑った。
「後でロビーに電話してくれ、そうだ」とトランプ氏はオバマ氏に返信した。
するとオバマ大統領は「それでいいはずだ」と言った。

 ひえーー。密談?やけど唇を読まれてますね。そして実はこれ、トランプさんはわかってやってるんやろな、と思われます。

 この前にはカマラ・ハリス夫妻が、オバマの横にはクリントン夫妻が、後ろにはペンスとかがいて、この前に握手とかもしてました。みんな表向きはにこやかでも、心の中は、、、ですね。あーコワ。あ、もう少し後ろにガースーがぽつんと座る映像もありますよ。いやあ、世界が動いていますね。

 そして日本。今年は「昭和100年」なんですね。今日(1/10)の産経・正論は早坂隆さんの「昭和日本『百年の孤独』を思う」でした。とても印象に残り、うんうん、と頷ける言葉がいっぱいありました。あ、「百年の孤独」って、焼酎とちゃいますよ(笑)。美味いけど。

 コロンビアの国民的作家であるガブリエル・ガルシア=マルケスの長編小説『百年の孤独』が、改めて日本で多くの読者を獲得している。1967年に出版され、世界中でベストセラーとなったノーベル文学賞受賞作だが、架空の一族の盛衰を描いたこの大作は小説であるものの、不思議とどこかノンフィクション的でもある。一編の興亡史を描くには、百年ほどの物差しが必要だという警句にも映る。

 日本って、(良い意味で)実はずっと孤独やったんとちゃうか、という論です。

 昭和の幕開け時、日本はすでに国際連盟の常任理事国であった。しかし、大正期に日本が国際連盟委員会に提出した「人種的差別撤廃提案」は否決された挙げ句、アメリカは日本人移民を締め出す政策に傾倒していた。日本は「有色人種の孤独」に懊悩(おうのう)した。

 これが「百年の孤独」の始まりですね。そして満洲事変、支那事変、真珠湾攻撃とマレー作戦、東京大空襲。

 そして、2発の原爆投下。日本は世界で唯一の被爆国となった。原爆投下の報を知ったフランスの哲学者であるサルトルは、「日本人が黄色人種だから」という本質をすぐに看破した。

 そして戦後復興、冷戦とその終焉、今に至る、と。

 「失われた30年」という言葉も生まれたが、日本人が本当に失ったものは何か。「昭和」という元号と共に私たちが喪失したのは、それまでの日本人が大切に継承してきた「国柄」ではなかったか。衣食住はもちろん、思想や教育、死生観を含め、100年間でこれほど変貌した民族は他にない。だがその一方で、日本の「孤独」だけは、もしかしたらあまり変わっていないのかもしれない。

 この百年、私ら日本人は何をして来たんや?情けない気分になりますが、一方で、絶対に変わってへんものもあると私は思います。たまたまですが先日、NHKスペシャル「新ジャポニズム」第1集 「MANGA わたしを解き放つ物語」を視ました。あ、一応私はどうしても視たい番組があるので受信料を払うてるんですよ(笑)。

 日本のアニメというか「MANGA」がとんでもないことになっている、という話です。きっと日本人として変わらへん心はあるんやと思いたいです。

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