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“ある”視点を持つ

これまではずっと「あれが足りない」とか、「これができなかった」と、“ない”ものにばかりフォーカスして、生きてきてしまったけれど。

昨日ほんの少しだけ、“ある”にフォーカスする機会を持つことができた。

実は、いつもの直感と同じように、いきなり“視点”が下りてきて。

「なぁんだ私、すでに大方の願いかなえてるじゃん」って、何の疑問もなく、納得できてしまったわけ。

それと同時に、会社員だったころ「毎日、自分のやりたいことだけして生きていきたい」って、考えてたことを思い出した。

もちろん、やりたいことで収入が得られてるわけではないから、すべてかなってるわけではないんだけど。

少なくともいまは、間違いなく私、毎日やりたいことだけをやって生きられている。

先を見ればそりゃ、不安がないと言ったらウソになるけど。

それでも、いま現在には何の危機も存在していない。

頭の中だけにしかないものをつくり出そうとしてるときは、とにかく夢中になってるから、目の前のこと以外はまったく頭にないし。

思考のない状態でいることもだいぶ身に付いて、それ以外の日常も、穏やかに過ごせるようになってきている。

ものをつくり終えたタイミングで、漠然とした不安に包まれることはあるけど。

それに対処する方法も、おおよそ見当がついたし。

「確かに私、ほぼ願い、かなってるかもぉ!」

そのときは素直に、そう思えた。

ところが、しばらくするとその感覚は、指の間をすり抜けるみたいにサラサラと逃げて行ってしまい。

いつもの“ない”視点に、あっけなく戻ってしまった。

でもいまも「“ある”ってこういうことね」っていう、残像みたいなものは、はっきりと残っている。

なるほど、目指すべき場所を感覚として残すために、事前に体験させてくれたわけね。

これからはそこを目標に、日々ちょっとずつ自己肯定感を上げる工夫をして、満足感を取り戻していけば。

いつか、“ある”視点を、本当に身に付けられるはず。

ていうか、案外それ、そう遠くない未来の話だったりして…。

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